
NECがおすすめするWindows Vista® Home Premium

※日経パソコン2008年6月9日号掲載
Luiが実現する「PCオンデマンド」は新しいモバイルの形態と言える。これは、自宅や会社に置いたサーバーを小型の専用端末「PCリモーター」から操作する仕組み。簡単に言ってしまえば、サーバーの画面とキーボードを屋外に持ち出したようなもの。PCリモーターは、サーバーのデータやOS等を利用することになり、サーバーに搭載する高性能なCPUを利用できる。
サーバーとの接続は、インターネット回線を利用する。もちろん公衆無線LANの利用も想定している。NECは、PCオンデマンド専用のボードを開発。データを圧縮することで、通信回線が多少遅い環境でも、快適に利用できるようにした。
通信回線や利用内容に合わせて画質も選択できる。「PCモード」では、操作レスポンスを重視し文字や写真などの画質を優先する。普段の作業はこのモードを使うと良いだろう。「Movieモード」は、カクツキや音飛びを押さえて、映像をなめらかに表示する。サーバーに貯めた動画を外出先で見る時に適したモードだ。
さらに、ルーターを経由して外出先からアクセスする仕組みにも、新しい工夫がある。アクセスの認証のためのメールを送受信することで、IPアドレスを取得する。サーバー側の電源がオフ※でも、メールの受信を監視し、自動で起動するのだ。このメール交換方式は、安全性が高いことに加え、ユーザーが送受信を意識しないので、手間がかからない。
※:ホームサーバPCの主電源がオンの状態で可能となります。
サーバーとなるマシンは、今シーズン新登場したLuiシリーズの2機種。Lui SXは、デジタルハイビジョンチューナー搭載。VALUESTAR R Luiモデルは、省スペースタイプのデスクトップでテレビ機能は持たず、PCオンデマンド用のサーバーとなる。
【自宅のパソコンを遠隔操作】
PCリモーターは、自宅のサーバーの環境をインターネット経由でそのまま利用できる※。端末側はハードディスクを搭載しない
※:同時に2台以上のPCリモーターの接続はできません。
【簡単操作でセキュアに接続】
自宅サーバーへの接続は、リモートスクリーンボタンをクリックしてパスワードを入力するだけだ。自動的に認証メールが送受信され、接続できる
PCリモーターには、ノートタイプのLui RNとポケットタイプのLui RPの2機種がラインアップされている。どちらも、NECらしい高級感のある、上質なデザインを採用している。
Lui RNは、最薄部で約15.8mmときわめてスリムなボディで、約649gと非常に軽い。この軽さながら、標準バッテリーで約4.6時間も利用可能だ。さらに、天板全体で190kgfの耐加圧試験をクリアするなど、堅牢性も確保している。
Lui RPは、約249gと軽く、スマートフォン感覚でポケットに入れて持ち運べる。液晶をスライドすると、パソコンと同じQWERTY配列のキーボードを利用可能だ。
2機種とも、日常的にも余裕で持ち歩ける軽さ・サイズながら、Windows Vista®のフル機能を利用できる。これこそが、端末側のハードウエアへの依存が少ないPCオンデマンドの本領である。
リモートでサーバーを利用するということは、サーバーの画面を見ているだけだと考えればよいだろう。万一端末を落としても、データが漏洩する危険性が少ないのだ。
もちろん、ハードウエアのスペックはサーバーそのもの。出先のPCリモーターから、大容量のHDDや高速なCPUを利用でき、ビデオ編集も余裕でこなせるのだ。
外出先で行った作業は、そのままサーバーに記録される。メールやスケジュールの同期など、面倒なことを考える必要もない。Cookieもひとつなので、常に同じ環境でWebブラウジングができるのも嬉しいところだ。

















