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2011年9月15日 page:1/7次へ

3万円台の“格安”ノートが続々登場

14〜15.6型液晶を搭載、ネットブックが築いた低価格市場を浸食

中村 稔=ライター

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出典:日経パソコン 2011年8月22日号(執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 パソコンの価格下落に歯止めがかからない。デルや日本ヒューレット・パッカード、レノボ・ジャパンなど外資系のメーカーが、送料込みで4万円前後と低価格な直販スタンダードノートを次々に投入。価格競争の様相を呈している。

 2009年から2010年前半にかけて、低価格帯のパソコン市場をけん引していたのはネットブックだった。しかし、大半のネットブックはCPUに性能が低いAtom、OSには機能の制約が多いWindows 7 Starterを採用していた。また、液晶ディスプレイのサイズは、10〜11型程度と携帯ノート並みに小さい。国内市場では、使い勝手の良い14型以上の液晶ディスプレイを搭載したスタンダードノートが好まれる傾向にある。こうした背景により、ネットブック人気は次第に下火になっていった。

10万円以下の製品が台頭

 そんな中、2010年後半から台頭してきたのが、14型や15.6型の液晶ディスプレイを搭載した“低価格”スタンダードノート(以下、低価格ノート)である。OSはWindows 7 Home Premiumを標準装備。主に外資系メーカーが「海外市場の高いシェアを背景に、部材調達のコスト競争力を高めた」(日本ヒューレット・パッカード)ことで、10万円を下回る価格設定で販売した。

 登場当初は、普及価格帯のCPUであるCore i3シリーズなどを搭載したモデルが多かった。しかし、2011年になると、CeleronやPentiumといった廉価版のCPUを採用し、一段と安い “格安”スタンダードノート(以下、格安ノート)が相次いで登場。「主要パーツの調達はドル建てであり、円高により原価が下がった」(レノボ・ジャパン)ことで、価格は4万円前後まで下落した。国内メーカーであるエプソンダイレクトなども、こうした競争に追随する形で同様の格安ノートを投入してきている。

●格安スタンダードノートという新ジャンルが登場
ネットブックの価格帯に、格安スタンダードという分野が広がりつつある。直販メーカーは、CeleronやPentium、A4などを搭載して価格を4万円前後に抑えたノートを投入。人気を博している
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