馬路 徹=NVIDIAジャパン、ソリューション・アーキテクト
NVIDIAには、グラフィックスやマルチメディア、チップセットで培ったドライバーやミドルウエアの実績が有り、Tegraでもその技術を生かしている。図1はTegra2のソフトウエアプラットフォームの概要を説明したものだ。サポートするOS、プラットフォームはGoogleの「Android」「Chrome OS」をはじめ、「Linux」もある。自動車のシステム用には「QNX」をサポートする。
異なるOSへの対応やプログラムの開発を容易にするために、非営利の業界団体であるThe Khronos GroupのマルチメディアAPI(Application Programming Interface)群を採用している。これらはグラフィックス用の「OpenGL ES」「EGL」、マルチメディア用の「OpenMAX IL」およびこれらを包括する「OpenKODE」である。図1で「グラフィックス・マルチメディア・ライブラリー」とある部分だ。
図2に、KhronosのAPIを使用した場合のメリットをいくつか示した。一からプログラムを書かなくても、既に用意されている「OpenMAXコンポーネント」を組み合わせて、簡単にミドルウエアやマルチメディア/グラフィックスを連携させられる。この上に、ユーザーインターフェース、3Dゲーム/Flash/AV関連機能の各種エンジンを用意している(図1中のアプリケーションエンジン)。
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