マイクロソフトは2010年12月8日、Webブラウザー上で利用するWebアプリケーション版(以下、Web版)のオフィスソフト「Office Web Apps」を一般公開した(図1)。Officeの最新バージョン「Office 2010」の一翼を担う製品で、同社の個人向けオンラインサービス「Windows Live」で、無料で利用できる。Web版の「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」の4つで構成され、パソコンに Officeがインストールされていなくても使えるのが利点。WebブラウザーはInternet Explorer 7以降、Safari 4以降、Firefox 3.5以降が対応する。それまで日本では、Office 2010の製品版や評価版のユーザーなどに対して限定的に公開されていたものだ。
とはいえ、Web版のOfficeはパソコン版のOfficeに比べて“簡易版”であり、機能は大幅に制限される。あくまでパソコン版のOfficeを補完するもので、それを買わずにWeb版だけで済ますといった使い方は想定されていない。もちろん、Web版だけで新規に文書を作成することはできるが、基本的には、ベースとなるファイルをパソコン版のOfficeで作成した後、その文書に外出先でアクセスしたり、他のユーザーと共有、共同編集したりする際にWeb版を使うといった活用法が中心になるだろう。
ここでは、文書作成の要となるWordと、表作成や集計、試算に欠かせないExcelのWeb版について、何ができて、何ができないのかを検証した。
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