iPadは2010年5月28日の発売以降、爆発的な人気を集め、入手が難しいほど売れている。企業が導入する話も枚挙にいとまがなく、仕事用の端末として使いたい個人ユーザーも多いことだろう。ここでは、iPadをパソコンの代わりに仕事で使う場合の実力を検証する。どんな使い方をするユーザーならパソコン並みに役立つのかを見ていこう。
実際に検証する前に、価格について触れておこう。最安モデルのWi-Fi 16GB版は4万8800円でネットブックと同等だ。だが、お薦めはWi-Fi+3Gモデル。64GB版なら8万1800円とネットブックよりは高い。毎月の通信料も掛かるが、パソコンでもモバイルデータ通信を行えば料金は掛かるので、その点はあまり差はない。仕事用として外出先で利用するなら3G通信の必要性を感じるだろうし、大量のファイルを持ち歩く可能性もあるので、容量も大きな方がよい。
さて、まずはWebページの閲覧やメールについて。標準のWebブラウザー「Safari」を使ったWebページの閲覧に関しては、パソコンに勝るとも劣らない。画面解像度はネットブックを上回っており、しかも指先で快適に操作できるのがうれしい(図1)。液晶が美しいので長時間見ていても疲れることはないだろう。それでも文字が小さい、大きいなどと感じたら、指先で感覚的に拡大/縮小できる。
iPadやiPhoneの特徴は、ソフトの豊富さにある。Safariが気に入らなければ、それ以外にも数種類のブラウザーがあるので、自分に合ったものを探せばよい。なお、iPadやiPhoneでは、アプリケーションソフトのことを「アプリ」と称することが多いが、ここでは「ソフト」という言葉を使うことにする。
メールの使い勝手も、閲覧や管理については満足できるはずだ。標準のメールソフトは、やや機能的に劣る部分もあるが、2010年秋にもiPad対応が予想されるiOS 4は、スレッド表示に対応するほか、複数アカウントのメールを一気に表示できる。また、市販のメールソフトを選べば、仕分けルールによってフォルダーへ自動で分類することも可能だ。
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