戸田 覚=ビジネス書作家
Let's noteに新たに追加されたシリーズ「Let's note C1」は、驚きのコンバーチブル型のタブレットPCだった。
タブレットPCとは、ペンによる手書き入力に対応したノートで、約8年前に鳴り物入りで登場。各社が対応モデルを投入していたのだが、モバイルには重いなどの欠点があって、思ったほどヒットしなかったのが実情だ。
ところが、Windows 7が標準でマルチタッチに対応し、iPadなどのタッチ端末がヒットしたこともあって、再度注目を集めつつある。加えて、今年の夏モデルは、手書き対応メモソフトのOneNote 2010を含むOffice 2010を搭載するモデルが一気に増えている。そろそろ、手書き入力機能やタッチ機能があると、何かと便利そうだ。
今回登場のLet's note C1も、ペンによる手書きと指のマルチタッチの両方に対応している。デジタイザー対応のペンによる文字や図形の描画が可能で、さらに、静電容量式のマルチタッチが可能なのだ。ただし、感圧式ではないので、PDA用など市販のペンによる入力はできない。マルチタッチは、Windows 7の機能で、写真の拡大縮小やWebページのスクロールなどができる。
ペンによる描画は感度が良く違和感なく利用でき、Webページのスクロールも快適だ。だが、操作性が完ぺきというわけではない。アイコンや文字が小さく、指でソフトを起動したり、切り替え操作したりする際には、ちょっと苦労する。また、Internet Explorer(IE)画面の拡大縮小は微妙に遅れる。このあたりはハードウエアの問題ではないのだが、iPhoneのような感触で使えると期待してしまうと、ややがっかりすることになりそうだ。
デザインは、まさにLet's noteらしい外観だが、全体に凹凸が少なく、ややのっぺりとした印象がある。
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