IntelとAMDのCPUロードマップは、多くの製品計画で埋め尽くされており実ににぎやかだ。でも、だまされてはいけない。マップ上のコードネームをはぎ取れば、そこには単純な流れが見えてくる。新しいCPUアーキテクチャーとプロセス技術への移行だ。IntelとAMDは、1年ずれたペースで交互にアーキテクチャーとプロセスの移行を進めている。ところが、2011年には、両社が軌を一にしてCPUアーキテクチャーの大変革に挑む。
2009年のAMDの、デスクトップCPUのロードマップはごちゃごちゃしている。45nm世代の製品ラッシュで、既に登場しているクアッドコアのPhenom II X4、トリプルコアのPhenom II X3に加え、Phenom II系のデュアルコア版も登場する。さらに、Phenom II系から3次キャッシュを取り除き、コストを下げた廉価版45nm世代CPUとしてAthlon X4/X3/X2も登場する。
それぞれ周波数が異なる製品があるため、一見、多種類の製品が出てくるように見える。しかし、アーキテクチャー的に見るとそうではない。CPUコアのアーキテクチャー自体は、上から下まで統一されているからだ。AMDは、2008年を通じて、K8系からK10系へとデスクトップCPUを移行させてきた。CPUアーキテクチャーで見るなら、AMDの2009年は、実は大きな変化のない静かな年となる。
対するIntelは、既に2008年に45nmプロセスへの移行を進めてしまった。今年は同じ45nmで、Core i7系アーキテクチャーへの移行の年となる。廉価版クアッドコアの「Lynnfield(リンフィールド)」を今年中盤に投入、2010年頭にはデュアルコアの「Clarkdale(クラークデール)」を投入する。Clarkdaleは32nmプロセスで製造され、2010年にはIntelは32nmへの移行を始める。
こうして見ると、IntelとAMDは、互い違いに、プロセスとアーキテクチャーの移行を進めていることが分かる。
2009年は、AMDが45nmプロセスへ移行し、IntelがCore i7アーキテクチャーへの移行を進める。2008年にはIntelが45nmプロセスへと移行し、AMDはK10アーキテクチャーへの移行を進めた。また、2006年後半から2007年には、IntelがCore 2アーキテクチャーへ移行し、AMDは65nmプロセスへと移行した。
ところが、2010年にこのサイクルが崩れる。Intelは32nmプロセス移行を行うが、AMDはアーキテクチャー移行を行わない。2011年に両社がそろって新アーキテクチャーへ移行することになる。
7年分168冊、約2万ページが1枚のDVDに!
日経パソコン読者には特価を適用!
パソコンはもちろん、プリンター、スマホ、
テレビもつないで、もっと便利に!
とにかく読みやすい入門書!
見やすい文書作りのコツを「実例」で学ぶ!
そもそもスマホって? 携帯と何が違うの?
も解説。買い方、使い方を分かりやすく紹介
パソコンを仕事と生活に活かす総合情報誌
・Vista/XPから脱出せよ
・「2012年型パソコン」を読み解く
・ビジネスプリンター購入ガイドほか
パソコン初心者応援マガジン
・写真とビデオをデジタル保存
・ウェブアルバムを使おう
・フェイスブック初めの一歩ほか
パワーユーザーのためのPC総合情報誌
・2012年版自作の疑問100
・旬のPCケース25製品レビュー
・Radeon HD7970を速攻テストほか
ビジネスマンのパソコン誌
・今すぐ始めるクラウド
・DVD&ブルーレイ活用術
・ネット&携帯電話 節約ガイドほか