「VAIO type P」はCPUにAtomを搭載したモバイルPC。最軽量仕様で約588gと重量を一般的なネットブックの半分に抑えたほか、1600×768ドットという高密度表示ができる8型の超ワイド液晶ディスプレイを採用するなど、小型ノートPC市場に一石を投じた製品だ。売れ行きも好調で、直販サイト「sonystyle」ではいまだに納期が3週間以上かかるという。
実はVAIOシリーズで超ワイド液晶を搭載したPCはtype Pが初めてではない。古くからのPCユーザーであれば、10年ほど前に発売された「バイオC1シリーズ」を覚えている人も多いはずだ。今回、ソニーの協力により、バイオC1とVAIO type Pを並べて分解する機会を得た。モバイルPCは10年間でどう変わったのか、その中身を見ていこう。
今回分解したバイオC1はC1シリーズとしては2世代目となる「PCG-C1XE」。CPUとしてモバイルPentium II 266PE MHzを搭載している。メモリー64MB、HDD8.1GBという少ない容量に時代を感じるものの、大きさや重さは現在のモバイルPCと比べても見劣りしないことには驚かされる。早速、分解前の両者を写真で比較していこう。
VAIO type P(左)とPCG-C1XE(右)を並べて置いたところ。キーボードの面積を大きく取った横長のきょう体というコンセプトは変わらない。
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