磁気ディスクの代わりにフラッシュメモリーにデータを記録する、新たな記憶媒体の「SSD(solid state drive)」が、本格的な普及期に差し掛かっている。
この9月に、米インテル、東芝、バッファローが相次ぎ2.5インチHDDと同サイズのSSDを発表(下写真)。アイ・オー・データ機器も早ければ10月に追随する。各社がこぞってSSDを出し始めた背景には、内蔵するフラッシュメモリーの3つの進化がある。具体的には、単価の大幅な下落と、それに伴う大容量品への移行、MLCの普及だ。
フラッシュの単価は「1年間で半額が相場」といわれるほど急速に下がっており、しかもそれが何年も続いている。日経マーケット・アクセスの調べでは、 1999年に約1840米ドルだった1GB当たりの単価が、2007年には約9米ドル。この8年間で200分の1という驚異的な下げ幅だ。東芝や米サンディスク、韓国サムスン電子などメモリーメーカー各社が、フラッシュ市場での覇権を握るべく、競って工場や生産ラインを増設している。
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