オフィス文書はモノクロ印刷で十分に用が足りることも多く、ランニングコストや本体のコストパフォーマンスも考えると、モノクロプリンターの出番は多い。実際、プリンターメーカーは業務向けのページプリンター(レーザープリンター)では、モノクロ機のモデルチェンジも継続して行っている。ここでは、エプソンから登場した最高32枚/分のA3モノクロレーザープリンター「LP-S3200」を紹介しよう。
LP-S3200は省電力に力を入れ、通常の節電状態(スリープモード)よりも、さらに消費電力を抑えたディープスリープモードを搭載。ディープスリープ時の消費電力は平均0.53Wに抑えた。2007年発売の旧モデルLP-S3000は、消費電力が平均4Wのスリープモードしかなかったことを考えると、大きく進歩している。典型的なオフィスでの1週間の消費電力量を示すTEC値(テック値)は1.82kWhだ。また、LP-S3200の操作パネルには、スリープモードと通常モードを切り換えられるボタンを搭載した。
LP-S3200でもう一つ目をひくのは、Officeソフトを使ってカラーで作成した文書をモノクロで見やすく印刷する機能をドライバーソフトに搭載したこと。赤文字の部分に網掛けしたり下線を付けたりして目立たせたり、グラフの色を模様に変えて区別をつけやすくすることができる。この機能を実際に試してみた。
| 最大印刷解像度 | 1200×1200dpi |
|---|---|
| 印刷速度 | 32枚/分(A4横送り)、19.5枚/分(B4)、17.4枚/分(A3) |
| ウオームアップ時間 | 電源ON時、節電復帰時:16秒以内 ディープスリープ時:22秒以内 |
| ファーストプリント時間 | 8.5秒 |
| 最大用紙 | A3判(四辺フチなし非対応) |
| 自動両面印刷 | オプション(LP-S3200Rは標準装備) |
| 給紙(標準) | MPトレイ200枚、用紙カセット250枚 |
| 給紙(オプション) | 増設1段カセットユニット250枚または550枚 |
| 耐久枚数 | 60万ページまたは5年 |
| インタフェース | USB2.0、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T |
| 最大消費電力 | 950W以下 |
| 節電時電力 | 平均4.6W(スリープ)、平均0.53W(ディープスリープ) |
| 本体寸法(収納時) | 幅518×奥行き414.5×高さ333mm |
| 重量 | 約23.2kg(消耗品含む) |
| TEC値 | 1.82kWh |