西村 岳史、井原 敏宏=日経WinPC
PLEXTORブランドの新型SSD「M3」シリーズが間もなく日本でも発売される。M3シリーズは、2011年11月に発表されたSerial ATA 6Gbps接続のSSDで、Marvell Technology Group製のコントローラーと、東芝製のNANDフラッシュメモリーを組み合わせている。使い込んでも遅くならないとうたう「True Speed」機能を備える点が特徴だ。日経WinPCはM3の128GB版と256GB版を入手。読み書き性能を測定した。
M3でまず登場するのは128GBの「PX-128M3」と256GBの「PX-256M3」。いずれもコントローラーはMarvellの「88SS9174」、NANDフラッシュメモリーは24nmプロセスで製造した東芝製のMLC(Multi Level Cell)タイプだ。パッケージには3.5インチベイに取り付けるマウンターや、システム移行用のソフトとして「True Image」(Acronis)のOEM版が付属する。
128GB版はキャッシュ容量256MBで予想実勢価格は1万7800円。公称値は順次読み出しが510MB/秒、書き込みが順次210MB/秒。4KBのランダム読み出しは7万IOPS(1秒間当たりの入出力回数)、書き込みは5万IOPSだ。256GB版はキャッシュが大きく512MBある。予想実勢価格は3万4800円だ。順次読み出しは510MB/秒、書き込みは360MB/秒。4KBのランダム読み出しは7万IOPS、書き込みは6万5000IOPSとなっている。
今回は現行品の「M2P」シリーズと比較した。M2PシリーズのコントローラーはM3と同じ、Marvellの88SS9174だ。NANDフラッシュメモリーも東芝製を使っている。下にM3とM2Pの主な仕様をまとめた。M3は書き込みの公称値がM2Pより若干低い。大きな違いは保証期間。国内の販売代理店であるリンクスインターナショナルによる保証がM2Pは3年間なのに対し、M3は5年間だ。
| PX-128M3 | PX-256M3 | PX-128M2P | PX-256M2P | |
|---|---|---|---|---|
| キャッシュ容量 | 256MB | 512MB | 256MB | 512MB |
| 順次読み出し(MB/秒) | 510 | 510 | 500 | 500 |
| 順次書き込み(MB/秒) | 210 | 360 | 320 | 440 |
| ランダム読み出し(IOPS、4KB) | 7万 | 7万 | 7万 | 7万 |
| ランダム書き込み(IOPS、4KB) | 5万 | 6万5000 | 6万5000 | 6万5000 |
| 保証期間 | 5年間 | 5年間 | 3年間 | 3年間 |
テストに使用したパーツは以下の通りだ。
| CPU | Core i7-3960X Extreme Edition(3.3GHz) |
|---|---|
| マザーボード | Rampage IV Extreme(ASUSTeK Computer、Intel X79搭載) |
| メモリー | DDR3-1600 2GB×4 |
| OS | Windows 7 Ultimate Service Pack 1 64ビット日本語版 |
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