メーカー:ECS
問い合わせ先:アスク
実勢価格:2万9000円
※SPEC欄の「CPUクロック」「CPUコア電圧」は、BIOSで調整できる範囲です。これらの値は搭載するCPUによって変わります。
Intel X79がサポートするSerial ATA 6Gbps端子は2個だけだ。しかしECSの「X79R-AX Extreme」は、Intel X79が将来サポートする予定のSAS(Serial Attached SCSI)コントローラーを独自技術で利用可能にし、Serial ATA 6Gbps端子をさらに4個追加。4個あるSerial ATA 3Gbps端子を合わせ、チップセットだけで10個も使える。
追加されたSerial ATA 6Gbps端子には制約がある。SASコントローラーが制御するものの、SAS端子として使えない。起動ドライブにも設定できない。BIOSの初期設定では無効になっており、利用するにはBIOS画面での設定変更も必要だ。RAIDは他のSerial ATA端子と同様に対応し、RAID0/1/10を利用できる。ただし、Intel X79が元々備えるSerial ATA 6Gbps端子と組み合わせてRAIDを構築することはできなかった。
追加されたSerial ATA 6Gbps端子に高速なSSDを接続して速度を計測したところ、チップセットが備えるSerial ATA 6Gbpsとほぼ同じだった。外部チップが制御するSerial ATA 6Gbpsのように速度が若干低下することも無く、性能に問題は無いとみられる。
ヒートシンクに貼られているシールで、付近の温度を視覚的に判断できるのは面白い。CPU付近の電源回路が備えるヒートシンクには、高温になると模様がオレンジ色に変わるシールが貼り付けてある。チップセットのヒートシンクにあるシールは、50℃から90℃まで5℃単位で表示が変わる。ただしチップセットのヒートシンクは温度が低く、50℃〜55℃付近で色が若干変わる程度だった。
Serial ATA 6Gbpsの個数や拡張スロットの構成はそのままで、無線LANやBluetoothのアダプター、ヒートシンクの温度計などを省いた「X79R-AX Deluxe」(2万4000円)もある。
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