デジカメで撮影した画像、そのままではひどく大きい。解像度もファイル容量も。まあ、メールで誰かに送ったり、CDなどに焼いて保存したり、SNSやWebアルバムにアップするなどの場合は、解像度ごとリサイズするのが定番。でも、時にはどうしても撮ったまま、もしくは大きい解像度を保持したいときがある。とはいえ、そのままではディスクスペースは食うし、アップロードには時間が掛かるし、とりあえずいろいろ「もったいない」事態が。
そんなときに、元の解像度や大きな解像度を保ちつつ、画像をなるべく劣化させずにコンパクトにできれば、ディスクスペースにもネットトラフィックにも負荷がかからずけっこういいだろうと思う。たいていのデジカメで採用するJPEGというのは、元々ある程度圧縮されているものだが、優秀なアルゴリズムを用いたソフトなどで、これらをさらにうまく圧縮することができる、という話をきく。
というわけで、デジカメなどの画像ファイルを、画質の劣化をおさえつつさらにコンパクトにできる画像圧縮ソフトを見つけたので、紹介しよう。今回取り上げる「Caesium」(「セシウム」。まあちょっと最近では気になる名前ではあるが、元素のひとつにちなんでいるというだけなのであまり気にしないように)、サブタイトルは「Image Compressor」で画像を圧縮するソフトだ。説明によれば、元の画質を保ちつつJPEGファイルを最大90%圧縮できる、つまりファイル容量を最大10分の1に抑えるのだという。
とはいえ、「元の画質を保ちつつ圧縮」というのは論理的にはあり得ない話。ファイル容量がコンパクトになれば画質は多かれ少なかれ劣化する。そのあたりはどちらかを取ればどちらかが犠牲になる。このソフトなら、画質の劣化を最小限にとどめつつ圧縮できる、という解釈が妥当だろう。
このソフトが素晴らしいのは、圧縮後のファイルサイズ、圧縮後の画像をプレビュー表示できるという点。ゆえに、画質とファイルサイズのバランスを自分の目で確認しつつ、好きにコントロールできる。画質コントロールができるのはJPEGファイルでの出力のみだが、たいていのデジカメファイルはJPEG形式なので、この機能は大きく便利。TPOに応じて、デジカメファイルの画質と容量の妥協点をうまく見つけよう。
そうそう、1枚や2枚の画像ならメリットは小さいかもしれないが、数十枚、数百枚とまとまった数になれば、ディスクスペースや転送時間をかなり節約できる。フォルダー単位で画像ファイルを読み込んで、まとめて処理できる機能があるのもなかなか使える感じだ。
というわけで、高性能な画像圧縮ツール、「Caesium」をダウンロード/インストールして使ってみよう。ダウンロードまでは英語だが、インストーラーからは日本語環境での使用が可能なので、安心だ。
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