今回は、ソフトバンクモバイルから発売されている台湾HTC製のHTC Desire(X06HT)を取り上げる。
HTC Desireの最大の利点は、日本で現在入手できるAndroid搭載モデルの中では、最も新しいOS「2.1」を搭載していることだ。タッチ操作に反応して動く「ライブ壁紙」や、Google Earthの音声検索などの新機能に対応していることに加え、基本的な機能を使う上でも前OS「1.6」よりも快適な操作性を期待できる。
ソフトバンクモバイルはiPhoneを主力商品として扱っているため、このHTC Desireはさほど派手には宣伝されていないが、4月の発売当初は品薄状態が続いた人気モデルだ。
HTC Desireはフルタッチ仕様のスマートフォン。ハードウエアキーボードは搭載しておらず、文字入力はディスプレイに表示させたソフトウエアキーボードで行う。
ソフトウエアキーボードは標準的なデザインで、ケータイ式のテンキーと、パソコンと同じ配列のQWERTYキーを表示できる。また、加速度センサーが搭載されており、端末を横向きにすると、横画面で入力できるように切り替わる。縦画面では片手で入力できるテンキーが使いやすく、横画面では入力するQWERTYキーが使いやすい印象だ。
日本語入力ソフトには「iWnn IME」が搭載されている。「Wnn(うんぬ)」は一般的なケータイでも広く採用されているソフトで、予測変換と入力履歴に基づく学習に対応し、入力間違いをした場合に修正候補が表示される補正機能も備えている。
タッチする指を動かす方向で入力する文字を区別するフリック入力には対応していないが、キーを押すたびに、押したキーがポップアップ表示されるので、押し間違った場合は早く気付くことができる。
また、キーを押したときに音を鳴らしたり、バイブが振動したりするようにも設定できる。これまでケータイを使っていた人が機種変更した場合でも、違和感なく使うことができるだろう。
HTC Desireはタッチレスポンスが非常にいい。静電式タッチパネルなので、画面に軽く触れるだけで操作でき、スクリーン表面が指先が滑るほどツルツルとしてしておらず、ややしっとりした感触なのでタッチ操作がしやすい。言葉で表すのは難しいのだが「なめらかに操作できる」という印象だ。
タッチパネルの操作感は人によって好みが分かれるものだ。しかし、この機種に関しては、筆者だけでなく、多くの人が「使いやすい」と評価していると認識している。
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