| ・価格 オープン(実勢価格は約11万円) | |
| ・発売日 10月22日 | |
| http://www.sony.jp/ | |
ソニーが新たに投入したモバイルノート「VAIO X」は、究極のサイズを実現している。ボディーは、突起を除いて13.9mmと非常に薄く、しかも、フラットな形状だ。よくある、最薄部の値ではないのが素晴らしい。液晶部分は3.85mm、本体部分は9.6mmと、実物を目にすると驚くこと間違いなしだ。さらに、約765gという軽さも素晴らしい。直販のVAIOオーナーメードでは、655gという構成も選べる。

液晶は1366×768ドットの11.1型を採用。ネットブックと違って、一般的なノートと同等の解像度で、不自由なく利用できる。文字は若干小さくなるが、ぎりぎりで許容範囲と言える。新開発の薄型パネルは、このサイズとしては画質も文句なし。色純度100%と色階調数8ビットを達成しており、なかなか鮮やかだ。
カーボンやアルミなどの高級素材を多用したボディーは、非常に剛性が高く、操作していても固さが伝わってくる。極限の薄さ・軽さながら、モバイルとして必要な拡張性を切り捨てていないのだ。2個のUSB端子に加え、通常サイズのアナログRGB端子を搭載する。つまり、アダプターなしでプロジェクターとつなげる。また、有線LAN端子は、極薄の本体に搭載するために、折り畳み式となっている。ケーブルをつなぐときには、本体底面の足を立てて、コネクターのカバーを開く仕組みだ。
CPUは、Atom Z540を採用し、メモリーは2GBの固定だ。ドライブはSSDのみで、店頭モデルは64GBと最低限の容量だ。スペックはネットブックプラスアルファ程度で、実際に使ってみても決して高速とは言えない。ただし、OSがWindows 7 Home Premiumを搭載することもあって、「VAIO P」のWindows Vistaモデルのようなもたつきはない。
バッテリー駆動時間が長いのも特徴の一つ。標準のLバッテリーで約10時間駆動し、さらに軽さを追求した約5時間駆動のSバッテリーも用意する。また、 Xバッテリーは本体底面に取り付ける斬新フォルムで、20.5時間と、かつてない長時間駆動が可能だ(すべてカタログ値)。
キーピッチは17mmと、ぎりぎりタッチタイピングできるサイズを確保しており、ストロークも1.2mm。極薄のボディーを考えれば、立派なスペックだ。
店頭モデルの実勢価格は11万円前後と、究極のモバイルとしては、過去かつてない手ごろな価格を実現している。この点には大きな拍手を送りたい。


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