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2012年1月27日

Facebookの偽サイトでクラウド活用――スパマーの最新手口

エフセキュアが報告、動画に見せかけてリンクをクリックさせる

勝村 幸博=日経パソコン

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(執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
図1 悪質なアドオン(ウイルス)をインストールさせようとする偽Facebookサイト(エフセキュアの情報から引用)
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図2 アンケートに答えさせようとする偽Facebookサイト(エフセキュアの情報から引用)
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 フィンランドのセキュリティ企業エフセキュアは2012年1月26日、Facebookにおける迷惑メッセージ(スパム)の現状を報告した。スパムの送信者(スパマー)は、偽のFacebookサイトをクラウド上に構築しているという。

 今回報告されたスパムは、メッセージ中のURLをユーザーにクリックさせて、スパマーが用意したWebサイトに誘導させるもの。そのURLにアクセスすれば、興味深い動画を閲覧できるなどとしてユーザーをあざむく。

 エフセキュアによれば、このときの誘導先として、クラウドサービスを使うスパマーが増えているという。例えば、米アマゾンウェブサービスが提供するAmazon S3が悪用されるという。

 スパマーのメリットは2つ。一つは、比較的安価に利用できること。もう一つは、スパムがブロックされにくいこと。Facebookではスパム対策を強化しており、メッセージ中に怪しいURLが仕込まれている場合などには、スパムとしてブロックされるという。

 だが、Amazon S3上に誘導サイトを構築すれば、「amazonaws.com」といった安全とみなされているドメインのURLになるので、ブロックされにくくなるという。

 誘導サイトでは、アクセスしてきたユーザーのブラウザー種類によって対応を変える。FirefoxやChromeだった場合には、YouTubeのプラグインだと偽って、悪質なアドオン(ウイルス)をインストールさせようとする(図1)。そのアドオンは、そのユーザー名義で同様のスパムを多数送信する。

 これら以外のブラウザーの場合、アンケートのダイアログを表示(図2)。動画を閲覧するには、アンケートに答える必要があるように思わせる。ユーザーがそれらに答えると、マーケティング会社などから、スパマーに報酬が支払われる仕組みになっている。


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