セキュリティ企業の英ソフォスや米ウェブセンスなどは2010年2月11日、「Googleバズ」に便乗したウイルスやスパム(迷惑メッセージ)が確認されているとして注意を呼びかけた。
Googleバズは、米グーグルが2月9日に開始したコミュニケーションサービス。「Gmail」のユーザーなら、Webブラウザーから利用できる。特別なソフトをインストールする必要はない。しかしながらソフォスによれば、「Googleバズ用ソフト」をかたるウイルスが出現しているという。
同社が「W32/Zuggie-A」と名付けたウイルスは、実行すると「googlebuzz.exe」といったファイル名でパソコンにコピーされて動き出す。動き出したウイルスは、特定のサーバーにHTTPで接続。攻撃者からの命令に従って、感染パソコンを操作する。
同社では、今回のウイルスを、Googleバズに便乗した最初のウイルスだとしている。
ウェブセンスでは、Googleバズを使ったスパム送信を確認している(図)。あるGoogleバズユーザーに対して、禁煙に関する迷惑メッセージが送信されたという。メッセージ中のリンクをクリックすると、禁煙について解説しているWebサイトに誘導される。
同社によれば、今回の迷惑メッセージは、Googleバズを使った最初のスパムだという。「Twitter」の場合には、サービス開始からしばらくたってからスパムなどの悪質なメッセージが出回った。一方Googleバズでは、わずか2日で確認された。これは、このようなサービスを悪用することの“有効性”を、悪者が“学習”したためだと同社では分析。他のサービスと同様にGoogleバズにおいても、安易にリンクをクリックしないようアドバイスしている。
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