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「パスワードを盗むウイルス」と「偽ソフト」が猛威、米MSが警告

ウイルス駆除ツールの成果を報告、“トップ25”の過半数を占める

2009年11月20日

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偽ソフト「FakeVimes」が表示する警告画面例(米マイクロソフトの情報から引用)
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 米マイクロソフトは2009年11月18日、同社が提供する「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」によるウイルス駆除状況を公表した。「偽ソフト」や「パスワードスティーラー(パスワードを盗むようなウイルス)」に分類されるウイルスが多数検出・駆除されているという。

 悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT:Malicious Software Removal Tool)とは、パソコンのハードディスクをスキャンして特定のウイルス(悪質なプログラム)を駆除するツール。セキュリティ更新プログラムの月例公開日(米国時間の毎月第2火曜日)に更新され、自動更新やMicrosoft Updateなどを通じて配信・実行される。同社のWebサイトからダウンロードして実行することもできる。

 同ツールの最新版は、2009年11月10日(米国時間)に公開された。マイクロソフトによると、最新版の公開から3日間で、150万台以上のパソコンでウイルスを駆除したという。

 同社では、その期間に検出されたウイルスの“トップ25”を集計して公開。検出件数が多かった25種類のウイルスのうち、8種類がパスワードスティーラーだった。

 パスワードスティーラーに感染すると、オンラインゲームやオンラインバンキングなどのパスワードを盗まれる。同期間中に最も検出数が多かったウイルスも、オンラインゲームのパスワードを盗む「Taterf」。23万9870台のパソコンで検出されたという。

 セキュリティ対策ソフトなどに見せかけて代金を支払わせようとする偽ソフトの検出数も多かった。パスワードスティーラーと同様に、トップ25のうち8種類が偽ソフトだった。

 今回公開されたツールの最新版では、「FakeVimes」および「PrivacyCenter」の2種類の偽ソフトに新たに対応(図)。これらの偽ソフトは、11万台以上のパソコンで検出・駆除されたという。



(勝村 幸博=日経パソコン
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

日経パソコン 2010年1月25日号

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