三洋電機は2009年10月6日、充電池「eneloop」の単3型と単4型の新製品を発表した。充電回数をこれまでの1000回から1500回へと増やしたのが特徴。2009年11月14日から発売する。価格は単3型2本が1155円、単4型2本が945円。
eneloopは乾電池と互換性がある充電池。乾電池対応のデジタルカメラや携帯音楽プレーヤーなどで利用できる。一般に充電池は自然放電によって時間が経つと電池の容量が減る現象が起こる。しかし、eneloopでは負極の材料に独自開発の超格子合金を採用することなどにより、充電後3年経っても約75%の容量維持を実現している。
今回発表した単3型と単4型の新製品は、素材や製造などを改良することにより充電回数を従来の1.5倍に増やした。発売時に全国で一斉に新製品へと切り替える。ラインアップは単1〜単4型まであるが、単1型と単2型の切り替えは「今後の検討事項」(三洋電機)としている。
充電回数を増やすため、新製品では、材料、製法、構造の3点を改良した。従来品では充電を繰り返すことにより、負極の材料である超格子合金に劣化が生じていた。新製品では超格子合金の耐久性を高めるのに加え、合金表面を保護するために酸化防止剤を均一にコーティングした。また、高強度で薄型の外装缶を採用。電池内部の空間効率が上がったことで、自然放電を抑えたまま充電回数を増やせるように材料の構成を適正化できたという。
新eneloopの発売に合わせ充電器のラインアップも一新。新たに3倍速と2倍速の充電に対応した、単3型と単4型の兼用充電器「NC-TGR01」などを追加した。NC-TGR01は最大4本の充電に対応する。4本充電時は通常速度となり、充電時間は約4時間。2本充電時は2倍速充電となり約2時間、1本充電時は3倍速充電となり約75分で充電できる。
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