
2009年10月10日まで千葉市の幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2009」でKDDI、ソニー、東芝がそれぞれのブースで近距離無線技術「TransferJet」のデモを実施している。
TransferJetは、ソニーが開発した技術。数cmという距離で、最大560Mbps(実行速度は375Mbps)で通信できる。事前の設定などが不要で、対応機器の送受信部分をくっつけたり、かざしたりすることで、データを送受信できるのが特徴だ。
各社のブースでは、この特徴を生かした用途を紹介している。ソニーのブースでは、TransferJetに対応した携帯電話端末同士をかざし、端末内に保存されている画像データを送受信するデモなどを実施。東芝は、TransferJetに対応した携帯端末からTransferJetに対応したパソコンに画像を転送するデモを実施している。
KDDIは、街頭での利用を想定しているのが目を引く。デモの内容は、映画などのポスターにTransferJetのデータ送信部を付加しておき、そこにTransferJet対応の携帯電話をくっつけると映画の予告編映像が携帯電話に保存されるというもの。データ容量が比較的大きい動画でも、数秒で転送できた。
TransferJetに対応した機器は、各社から2010年に発売される見込みだ。
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