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2009年6月26日

マイケル・ジャクソン氏の訃報を伝えるウイルスメールが出現する恐れ

セキュリティ企業や組織が警告、写真などに見せかけてウイルスを開かせる

勝村 幸博=日経パソコン

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(執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
今回確認された悪質サイト。埋め込まれたJavaScriptにより、偽ソフトの配付サイトに誘導される
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 セキュリティ企業や組織は2009年6月25日(米国時間)、世界的な有名人であるマイケル・ジャクソン氏とファラ・フォーセット氏が相次いで亡くなったことを受け、彼らの訃報を伝えるニュースなどに見せかけたウイルスメールが出回る可能性が高いとして注意を呼びかけた。

 米マカフィーによれば、大きな災害が起きた場合や、有名人に関するニュースが報じられた場合には、それらを“題材”にしたウイルスメールや迷惑メール(スパム)がほぼ確実に出現するという。

 メールには、それらの詳細を伝えるとするニュースや写真、映像などへのリンク(URL)が記載されていることが多い。実際は、リンク先に置かれているのはウイルス。リンクをクリックしてダウンロードおよび実行すると、ウイルスに感染してしまう。

 加えて各社とも、検索サイト経由で悪質サイト(ウイルスサイトなど)に誘導する手口も出現するだろうと推測している。検索サイトに故人の名前などを入力して、詳細を調べようとするユーザーが増えることが予想されるので、攻撃者はSEO(検索エンジン最適化)対策を実施。故人の名前などで検索すると、自分が用意する悪質サイトが結果の上位に表示されるようにする。

 実際、英ソフォスでは、フォーセット氏の名前などで検索すると、検索結果の最初のページに悪質サイトが表示されたことを確認したという(図)。同サイトはフォーセット氏を悼むサイトに見えるものの、実際には、辞書からランダムに抜き出した文章を並べたダミーサイト。スクリプトを有効にしているWebブラウザーでは、しばらくすると、偽ソフト(セキュリティソフトなどに見せかけた詐欺的なソフトウエア)を配付するサイトに誘導されてしまう。

 セキュリティ企業や組織では、故人らの情報を知らせるとする悪質なメールが出現するのは時間の問題だとして、そういったメールにだまされないよう改めて注意喚起している。


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