2009年6月上旬、OCZ Technologyの新型SSD「Summit Series」が発売になった。日経WinPCは250GBモデルのサンプルを入手し、ベンチマークテストを実行した。
Summit Seriesは、コントローラー、キャッシュメモリー、フラッシュメモリーのすべてにSamsung Electronics製のチップを採用した。OCZのWebページでは、INDILINX製コントローラーを搭載したキャッシュ付きのSSD「Vertex Series」と同じ位置付けで、「Performance Solid State Drives」の製品として紹介している。
Summit Seriesは、容量の異なる3モデルがある。実勢価格は、60GBの「OCZSSD2-1SUM60G」が2万6000円前後、120GBの「OCZSSD2-1SUM120G」が4万4000円前後、250GBの「OCZSSD2-1SUM250G」が8万円前後。いずれも128MBのキャッシュメモリーを搭載する。OCZの公称速度では、読み出しが220MB/秒。書き込みはモデルによって異なり、120GB/250GBモデルが200MB/秒だが、60GBモデルだけは書き込みがやや遅く125MB/秒となっている。
ベンチマークテストは、「CrystalDiskMark 2.2」(ひよひよ氏作)と「Sandra 2009」(SiSoftware)の「File Systems」を実行した。テストに使用したパーツは以下の通りだ。
CrystalDiskMark 2.2で測定したところ、順次は読み出しが215.4MB/秒、書き込みが190.4MB/秒。ランダムは「512K」のときの読み出しが175.4MB/秒、書き込みが140.0MB/秒。特に順次書き込みの速さが目立つ。他のSSDと結果を比較すると、SLCチップを使ったVertex Series EXより、順次読み出しとランダムの読み書きがやや遅かった。Vertex Series(120GB)との比較では、順次読み出しとランダム書き込み性能は劣るが、順次書き込みとランダム読み出しは速かった。
Summit Seriesとこれまで弊誌が測定してきたSSDとで、CrystalDiskMark 2.2の結果を比較した。順次書き込みは190MB/秒に達し、SLCチップを搭載したVertex Series EXを上回る速さだった。 |
「Sandra 2009」(SiSoftware)の「File Systems」の結果も同様に他のSSDと比較した。Summit Seriesは順次読み出しが202MB/秒、書き込みが182MB/秒。ランダム読み出しが184MB/秒、書き込みが109MB/秒。Vertex Series(120GB)との比較では、順次読み出しとランダム書き込み性能は劣るが、やはり順次書き込みとランダム読み出しは速かった。
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