AMDは2009年6月2日、デスクトップパソコン向けCPU5モデルを発表した。低価格CPUの新シリーズである「Phenom II X2」「Athlon II X2」のほか、上位CPUの「Phenom II X4」「同 X3」のTDPを従来品より下げたモデルなどを用意。いずれもAM3パッケージと45nmの製造プロセスを採用した。
低価格CPUでは、新シリーズのAthlon II X2 250(3GHz)とPhenom II X2 550(3.1GHz)を投入する。Athlon II X2は、基本的な回路設計はPhenom IIと共通としているが、3次キャッシュを搭載しないという点でPhenom IIと異なる。代わりにAthlon II X2では、2次キャッシュの容量を各コア1MBと大きくした。Phenom II X2も、基本的な回路設計は従来のPhenom II X4/X3と同様。本来4個搭載されているCPUコアのうち2個を無効としている。各コアで共有する3次キャッシュを備えており、容量は6MBである。
主なAMD製CPUのラインアップ。緑地の製品は、現在日本国内で単体販売されているもの。赤字の製品が今回AMDが投入した新製品だ。Phenom II X4 945は、TDPが125Wのモデルと95Wのモデルがほぼ同時期に市販されるので、購入時に間違えないようにしたい。 |
Phenom II X2 550 Black Edition。Phenom IIシリーズとして初めてのデュアルコアCPU。共有3次キャッシュを備えている。OPN(Ordering Parts Numbers)は「HDZ550WFK2DGI」。 |
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