セキュリティ企業の米シマンテックは2009年5月26日、多数のインスタントメッセンジャー(IM)のパスワードが、検索サイト経由で入手できる状態になっているとして注意を呼びかけた。ウイルス(悪質なプログラム)が盗んだパスワードのファイルが、検索サイトに収集されたためとされる。
今回のインシデント(事件・出来事)の原因となったのは、あるIMに見せかけてパスワードなどを盗むウイルス。インストールされたウイルスは、IMのログイン画面と酷似した画面を表示(図)。入力されたユーザーIDとパスワードを、あるサイトへHTTPで送信する。
そのサイトでは、送信されたパスワードなどをテキストファイルに保存。攻撃者はFTPやメールを使って、そのファイルを取得していたみられる。だが、そのサイトは十分なアクセス制御を施していなかったため、検索サイトがアクセス可能な状態になっていた。その結果、パスワードを収めたファイルが、検索結果として表示されるようになっていた。
今回のような「偽IM」にだまされないためには、公式サイトからIMをダウンロードすることが重要だという。サードパーティが勝手に配布する「機能追加版」などはダウンロードしないよう呼びかけている。
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