PC Online

ホーム > ニュース

ニュース

ビクターの販促用USBメモリーにウイルス、挿すだけで感染の恐れ

オンラインゲームのパスワードを盗む、対象製品は1015個

2008年12月1日

「あとで読む」機能の使い方
 
ウイルス混入の恐れがあるUSBメモリー(日本ビクターの情報から)
画像のクリックで拡大表示

 日本ビクターは2008年11月28日、同社が販売促進用に配布したストラップ型USBメモリーの一部にウイルスが混入していたことを明らかにした。Windowsの自動再生(オートラン)機能を悪用するため、該当のUSBメモリーをパソコンに挿入するだけで感染する恐れがある。駆除方法や問い合わせ先などは、同社サイトに掲載されている。

 ウイルス混入が明らかになったのは、2008年7月から11月までに配布されたUSBメモリー(図)。ウイルス混入の可能性があるUSBメモリーの台数は1015。混入しているウイルスは、オンラインゲームのIDとパスワードを盗むもの。同社の情報によれば、対象となるオンラインゲームは「Lineage」「World of Warcraft」「R.O.H.A.N」など。

 該当のUSBメモリーには、ウイルス本体に加え、ウイルスを自動再生(自動実行)するような設定ファイル(autorun.inf)が混入されている。このため、該当のUSBメモリーなどをパソコンに接続するだけで感染する恐れがある。

 特に危ないのはWindows Vistaパソコン。初期設定のままのVistaパソコンでは、該当のUSBメモリーを接続するだけで、中に潜んでいるウイルスが動き出して感染。そのパソコンに接続されているほかの機器にも感染が拡大する危険性がある。

 Windows XP/2000でも油断は禁物。USBメモリーなどを接続するだけでは感染しないものの、「マイコンピュータ」に表示されたUSBメモリーのドライブのアイコンをダブルクリックすると、autorun.infが解釈されてウイルスが動き出す。

 日本ビクターでは、該当製品のユーザーに対して、ウイルス駆除の手順を紹介。今回のウイルスを検出・駆除できることを確認している対策ソフトをリストアップするとともに、無料のオンラインスキャンサービスの利用方法を説明している。また、該当製品の交換にも応じる。

 今回の件の関する問い合わせについては、同社の「お客様相談センター」でも電話で受け付ける。電話番号や受付時間などについては、同社のWebページを参照してほしい。


(勝村 幸博=日経パソコン
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
印刷ページ
関連記事

最新ランキング

PCオンラインメール配信登録

最新刊のご案内

最新の誌面から

  • 日経パソコン 2009年11月23日号

    日経パソコン 2009年11月23日号

    パソコンを仕事と生活に活かす総合情報誌
    ・印刷の素朴な疑問12
    ・お薦めメールソフト
    ・10万円で買える!「新」携帯ノート ほか

  • 日経PCビギナーズ 2009年12月号

    日経PCビギナーズ 2009年12月号

    パソコン初心者応援マガジン
    ・CD・DVD・ブルーレイ記録&コピー丸ごと理解
    ・ノートパソコンの不満スッキリ解決!
    ・マウス不要!「極楽」キー操作  ほか

  • 日経WinPC 2009年12月号

    日経WinPC 2009年12月号

    パワーユーザーのためのPC総合情報誌
    ・3万円からできる予算別自作22
    ・絶対安全!起動不能からのファイル救出
    ・液晶ディスプレイ購入ガイド ほか

  • 日経PC21 2009年12月号

    日経PC21 2009年12月号

    ビジネスマンのパソコン誌
    ・全部見せます!Windows 7
    ・無線LANどこでも接続術
    ・USBメモリー常備ソフト11  ほか

日経パソコンスキルアップ倶楽部
富士山マガジンサービス