Windows 7を起動して、まず気が付くのがタスクバーの変化。逆に言えば、デスクトップ画面で明らかに変わったという印象を受けるのはタスクバーぐらいであり、それ以外はWindows Vistaと大きくは変わらない。
タスクバーでは、例えば、いくつかのウインドウを開いているタスクバー上のブラウザーにマウスを持っていくと、そのサムネイルが見られる(図1)。Windows Media Playerであれば、サムネイル上から直接音楽を再生することも可能だ(図2)。
「ジャンプリスト」というものを新たに導入した。タスクバーやスタートメニューで表示するファイルやアプリケーションのリストだ。最近開いたものや頻繁に利用するものなどを判断し、自動的にリストを表示する(図3、図4)。
タスクバーの右端には、見慣れないボタンが設置された。これは、ウインドウを「透明化」するもの。「peek(のぞき見)」機能と呼ばれているようだ。マウスを持っていくと、ウインドウがその輪郭だけを残して、透明化する(図5、図6)。デスクトップ上のガジェットを見たいときなどに役立つ。なお、ガジェットは、Windows Vistaではデスクトップの片側に表示される「Windows サイドバー」に格納されていたが、Windows 7ではデスクトップ上のどの場所にでも置ける。
ほかにも、バッテリーのインジケーターや無線LANの一覧がすぐに確認でき、その画面から接続設定を行えたりするようになった(図7、図8)。タスクバー右側にある下向きの「▼」をクリックすると、タスクバー上に設置したほかのアイコンを表示する(図9)。セキュリティのメッセージなどのアイコンを設置することができる。
使いやすくするための新機能は、タスクバーだけではない。ウインドウ操作にも工夫を施した。ウインドウをデスクトップの上部にぶつけるようにドラッグすると最大化、上部から離すようにドラッグすると元の大きさに戻るようにした。ウインドウの下部をデスクトップの下までドラッグすると、縦方向にウインドウが拡大する。
2つの画面を見比べたり、ファイルをドラッグ・アンド・ドロップするような場合にも、簡単にウインドウサイズを変更できる。例えば、片方のウインドウが左側にある場合、もう片方のウインドウをデスクトップの右側にぶつけるようにドラッグする。そうすると、ウインドウを半分の大きさにする。もう1度元の場所に戻すと、元の大きさに戻る。
Windows 7では、タッチパネルを備えた画面上で指先で使って操作する機能をネイティブサポートした。今までも、各メーカーが独自のアプリケーションやドライバーを開発して、タッチパネルを利用した操作というのは実現していた。今回は、Windows 7がタッチ操作をサポートすることで、メーカーやアプリケーション開発者はWindowsのAPIに対応さえさせれば、どのメーカーのパソコンでも同様の操作が実現できるようになる。
米アップルのiPhoneなど知られるようになったマルチタッチ操作、つまり、2つの指を離したり近づけたりすることでの写真の拡大・縮小するなどの操作を実現した。スタートメニューやタスクバー、エクスプローラー画面も操作でき、Internet Explorer 8などでは、指を下に滑らすことでスクロールさせることができる。
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