米マイクロソフトは2008年10月27日(米国時間)から米国ロサンゼルスで開催している開発者向け会議(PDC2008)で、次期OS「Windows 7」の新機能に関する具体的な情報を公開した。日経パソコンでは、会場で入手したプレベータ版を基にレビューする。現段階で公開された情報は限られてはいるものの、その輪郭をつかめる初めての機会になるはずだ。
主な変更点は以下の表のようになりそうだ。以降、表に沿って、【デスクトップ】【LAN&機器接続】【Windows Live】【セキュリティほか】の4つに分けてWindows 7の内実に迫っていく。なお、以降で紹介する機能は、PDC2008で配布されたプレベータ版では実現できていないものもある。
| タスクバーの強化 | プログラムやファイルを簡単かつ素早く見つけられるようにする。マウスをタスクバー上のアプリケーションやファイル上に持っていくと、起動しているプログラムやファイルのサムネイルが、並んで表示される。アイコンをクリックしたりすることで選択できる。タスクバー上の好きな場所にアプリケーションを移動することもできる |
| 「ジャンプリスト」の追加 | スタートメニューやタスクバーに表示されるプログラムのリスト。ユーザーの使用頻度に合わせてプログラムやファイルを表示する |
| Windows Aeroの強化 | タスクバーの右端に透明化のボタンを用意。そこにマウスを持っていくと、表示しているすべてのウインドウが透明になり、デスクトップにあるガジェットやアイコンを表示する |
| ウインドウ操作の簡易化 | ウインドウをデスクトップの上部にドラッグするとウンドウが最大化する。上部から下にドラッグして戻すと、元の大きさに戻る。また、2つのウインドウの一方を他方とは逆の方向でデスクトップの端にぶつけるようにドラッグすると、ウインドウが半分の大きさになり、2つのウインドウを並べて比較しやすくなる |
| マルチタッチ操作への対応 | タッチパネルで2本の指を使った操作ができる。2本の指を離したり近づけたりすることで写真の拡大・縮小が可能。スタートメニューやタスクバー、エクスプローラー画面も指で操作可能。指を下に滑らすことでInternet Explorer 8の画面をスクロールさせたり、ドロップダウンリストの表示も可能 |
| 「ホームグループ」の追加 | 「ホームグループ」という新しいグループ概念を追加、自宅でのLAN上のパソコンやデバイス上の情報共有が簡単になる。Windows 7搭載のパソコンが自動で各デバイスを認識し、お互いを接続。すべてのデバイスからLAN上のパソコン上のデータを簡単に参照できたり、プリンターの接続が簡単にできたりするようになる |
| 「デバイスステージ」の追加 | デジタルカメラや携帯電話、プリンターを接続した際に表示する画面を用意。デバイスを接続すると、そのイメージをタスクバー上に表示し、それをクリックすると画面が表示される。ドメーカーサイトへのリンクや、取扱説明書、デバイスを接続した際の動作などを一手に表示/設定できる |
| 「Windows Live Essentials」の搭載 | メールソフト「Windows Live Mail」、写真管理ソフト「Windows Live Photo Gallery」、インスタントメッセンジャー「Windows Live Messenger」、ブログ記事作成ソフト「Windows Live Writer」など、Liveシリーズのソフトがプリインストールされる(OEMメーカーが選択可能)。デスクトップアプリケーションとオンライン上のアプリケーションを結びつけるカギとなる |
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