アップルは2008年10月15日、ノートパソコン「MacBookシリーズ」を一新した。液晶ディスプレイが13.3型のエントリー機「MacBook」、15型または17型のハイエンド機「MacBook Pro」、モバイル機「MacBook Air」のラインアップは従来通り。MacBookと15型のMacBook Proはデザインを一新し、アルミニウムから一体成型した金属きょう体を採用した。17型のMacBook ProとMacBook Airは、ハードディスクを大容量化するなどマイナーチェンジにとどまった。搭載するCPUは全機種とも米インテルの「Core 2 Duo」。
価格はMacBookが14万8800円から、MacBook Proが22万8800円から、MacBook Airが21万4800円からで、同日より出荷する(MacBook Airのみ11月)。なお、従来のMacBookのデザインを踏襲した「MacBookホワイト」を継続販売することも併せて発表した。価格はシリーズ中最安値の11万4800円。
新デザインを採用したMacBookと15型MacBook Proは、5つの特徴を備える。1つはきょう体を厚みのある1枚のアルミ板から削り出していること。つなぎ目がなく堅牢性に優れるという。2つ目はトラックパッドで、ガラス製の1枚部品とし、ボタンを廃した。従来より約40%大型化することでカーソルの移動やスクロールがしやすくなったほか、任意の場所を叩くことでクリックもできる。iPhone 3Gのような指を使ったマルチタッチ操作にも対応させ、4本の指を利用した複雑な操作も可能にしている(iPhone 3Gでは2本指まで)。
3つ目はディスプレイ。瞬時に最大光量に達するLED(発光ダイオード)を光源に採用することで、起動直後の視認性を高めた。LEDの特性により、消費電力も従来製品より約30%低い。4番目は、Mini DisplayPort端子の採用。外部ディスプレイを接続するための端子で、HDMI同様、1本のケーブルで映像信号と音声信号を運べるのがメリット。これに伴い同社は、Mini DisplayPortに対応した24型大型ディスプレイ「LED Cinema Display」(9万8800円)も同日発表している。
最後が、米エヌビディアの「GeForce 9400M」をグラフィックスチップとして採用したことである。3D処理能力に優れており、ゲームなどをスムーズに再生できる。MacBook Proの場合、さらに高性能な「GeForce 9600M GT」も搭載し、切り替えて利用できる工夫がある。
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