2008年8月末、32GBで実勢価格が1万5000円という、これまでで最も安いSSDが登場した。このSSDは、CFD販売の「CSSD-SM32NP」。MLC(Multi Level Cell)タイプのフラッシュメモリーを搭載し、インターフェースはSerial ATA 3Gbps。大きさは2.5インチHDDとほぼ同じだ。ほかにも、64GBで実勢価格が2万6000円の「CSSD-SM64NP」と、128GBで実勢価格が5万4000円の「CSSD-SM128NP」がある。
一般にMLCタイプのフラッシュメモリーは、SLC(Single Level Cell)タイプに比べて書き込み速度が遅いが、価格が安く、大容量化しやすいメリットがある。日経WinPC編集部は32GBモデルの実力を測定した。
「Sandra 2008」(SiSoftware)の「File Systems」による測定結果は、右のグラフの通り。順次読み出しが123MB/秒、ランダム読み出しが117MB/秒と、SSDならではの圧倒的な速度だった。一方で、書き込みの遅さが目立った。順次書き込みは26MB/秒、ランダム書き込みに至っては、3MB/秒だった。
今回は、DECAなどが販売するMEMORIGHTの「MR25.2-032S GT」と性能を比較したところ、読み出しは同等だったが、書き込みで大きな差が付いた。MR25.2-032S GTはSLCチップを採用しており、同じ32GBだが実勢価格は8万5000円と高価だ。
また、Western Digitalの2.5インチHDD「WD Scorpio Blue WD3200BEVT」(320GB)との比較では、読み出しはほぼ2倍の性能があったが、書き込みでは大きく劣った。このSSDをうまく活用するには、読み出す機会の多いプログラムファイルを格納するなど、使い方に工夫が必要になりそうだ。
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