モバイルモードは2008年8月上旬、PhotoFastのSSDアダプター「CR-9000」を発売した。CR-9000はSDカードを複数内蔵して、SSDとして使える。実勢価格は約1万円。日経WinPC編集部はモバイルモードからサンプルを入手し、ベンチマークテストで実力を検証した。
CR-9000は、容量が4G〜32GBのSDHCメモリーカードを最大6枚内蔵できる。内蔵するSDHCカードは同型番、同容量のものが必要。カードは1枚でも使えるが、内部では、RAID0(ストライピング)を構成するため、できるだけ多くのSDHCカードを使った方が高速になる。外形寸法は2.5インチHDDと同じで、厚さは9.5mm。2.5インチHDDと同様にSerial ATAインターフェースを搭載している。
今回は、PhotoFast製のSDHCカード(4GB)を6枚使って、「Sandra 2008」(SiSoftware)の「File Systems」で、速度を測定した。結果は右下のグラフの通り。
順次読み出しは、127MB/秒と、1万回転/分のHDD「WD VelociRaptor」(Western Digital)を上回った。SSDの特徴として、ランダム読み出しも高速で、114MB/秒だった。しかし、ランダム書き込みは1MB/秒と極端に遅かった。ベンチマーク結果をMLCタイプのSSDや2.5インチのHDDと比較したところ、ランダム書き込み以外は、いずれも高速だった。
今回使ったSDHCカード6枚(計24GB)とCR-9000本体の価格は合計約2万5000円になる。一方、比較したTranscendのSSD「TS32GSSD25S-M」(32GB)の価格は、1万9000円前後まで下がっている。だが、SDHCカードも値下りしており、CLASS6の4GBモデルで安いものであれば、CR-9000を含めて2万円以内で24GBのSSDを構成することも可能。どちらが得なのかは微妙なところだ。
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