グラフィックス機能を内蔵したチップセット「Intel G45」を搭載したマザーボードの販売が東京・秋葉原で始まった。2008年8月中旬時点では、ASUSTeK Computer、GIGABYTE TECHNOLOGY、IntelがmicroATXのマザーボードを販売している。実勢価格は、ASUSの「P5Q-EM」が2万2000円前後、GIGABYTEの「GA-EG45M-DS2H」が1万5000円前後、Intelの「DG45ID」が1万4000円前後。このほか、IntelのMini-ITXマザー「DG45FC」も1万6000円前後で販売されている。
Intel G45は、Intelの4シリーズチップセットのなかで、グラフィックス機能を内蔵する最上位製品。グラフィックスコアは「Intel Graphics Media Accelerator X4500HD」を搭載する。新たにDirectX 10に対応し、MPEG-4/AVCのハードウエアによるHD動画の再生支援機能を搭載した。
グラフィックス内蔵チップセットには、G45の下位に「Intel G43」がある。グラフィックスコアに「Intel Graphics Media Accelerator X4500」を搭載し、ハードウエアによる動画の再生支援機能を搭載しないのが主な違い。G43搭載のマザーボードは、ASUSの「P5QL-EM」が1万6000円前後、GIGABYTEの「GA-EG43M-S2H」が1万2000円前後で販売されている。
今回はIntelのDG45IDを使って、各種の性能を測定した。テスト環境は以下の通り。
ドライバーはG45が7.15.10.1527。G33はG45とは別ドライバーで7.14.10.1437。AMD 780Gは8.512.0.0。
Blu-ray Discコンテンツ再生に使用したパーツ
まず、「3DMark06」(Futuremark)のスコアは、ライバルとなるAMD 780Gの7割前後にとどまった(グラフ1)。8月6日に発表された「AMD 790GX」はAMD 780Gの上位製品で、性能はさらに2〜3割増しとなっている。また、DirectX 10に対応した「3DMark Vantage」の「Performance」設定で測定したところ、さらにAMD 780Gとの差が開いた(グラフ2)。
次に、3DMark06の「Firefly Forest」を実行したときのシステム全体の消費電力を測定した(グラフ3)。今回のテストでは、G45はG33に比べて消費電力が上がり、アイドル時で4W、負荷時で11W高かった。IntelプラットフォームとAMDプラットフォームではCPUが異なるため直接の比較は難しいが、参考までにデータを示した。
続いて、G45が搭載するハードウエアによる動画の再生支援機能を試すため、MPEG-2とMPEG-4/AVCで記録されたBlu-ray Discを再生して、CPUの使用率をWindowsタスクマネージャで調べた。
MPEG-2の再生では、G33、G45、AMD 780GともCPU使用率が20%前後と低かった。MPEG-4/AVCの再生は、G45とAMD 780Gは、20%程度だった。G33の再生支援機能はMPEG-4/AVCに対応していないため、CPUの使用率は100%に近くに達した。
| ●ベンチマークテストの概要
■3DMark06
■3DMark Vantage |
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