セキュリティ企業の英ソフォスは2008年7月15日、2008年第2四半期(4月から6月)における迷惑メール(スパム)の送信状況などを公表した。同社によれば、迷惑メールの割合は96.5%で、2008年第1四半期の92.3%から増加。正規のメールは、28通に1通しかなかったことになる。
同社では、迷惑メールを収集するコンピューターをインターネット上に多数設置し、迷惑メールの送信状況やメールの内容などを調査。そしてその結果を集計し、四半期に一度公表している。今回公表したのは2008年第2四半期分。
ソフォスによれば、2008年第2四半期に観測したメールの96.5%は迷惑メールであり、正規のメールはわずか3.5%(28通に1通)だったという。このため同社では、「多くの企業では、顧客や取引先からのメールが迷惑メールにまぎれてしまうので、何らかの対策を施さないと、メールをビジネスに利用することが難しくなっている」と強調。
また、迷惑メールは単に「迷惑」なだけではなく、ウイルスが添付されていたり、ウイルスが置かれたWebサイトへのリンクが記載されていたりするので、ユーザーが受け取る前にブロックするような対策が重要であるとしている。
同社では、迷惑メールの送信(中継)数が多い国・地域についても発表(図1)。ワースト1は米国で、迷惑メール全体の14.9%を送信。次いで、ロシアが7.5%、トルコが6.8%、中国が5.6%。迷惑メールの多くは、ウイルスなどに乗っ取られたパソコンから送信されているという。
ちなみに、“上位”の顔ぶれは2008年第1四半期と全く同じ。2008年第1四半期は、米国が15.4%、ロシアが7.4%、トルコが5.9%、中国が5.5%などだった。
大陸別の送信数では、アジアが最も多く、全体の35.4%を送信(図2)。次いで、ヨーロッパが29.5%、北米が18.2%などだった。
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