「パソコンの設定が難しい」「ネットの接続ができない」……。こんな悩みをお持ちの中高年にとって“うってつけ”とも言える製品を富士通が発表。2008年6月19日から発売を始めた(写真1、写真2)。
その名も「FMV らくらくパック」。夏モデルの人気機種3モデルを中高年向けに最適化したもので、自宅訪問によるセッティングサービスや難しい言葉を極力使わない特設電話サポートなどの中高年向けに特化した無料サービスが付いている。
ウィンドウズやソフトの設定を変更し、中高年が使いやすい独自の初期設定を施した。インターネット・エクスプローラ7(IE7)の文字を大きくし、使用頻度の高い項目をボタンにまとめたメニュー画面を用意。さらに、付属ソフトを従来から四割減らすなど、不慣れなユーザーがいたずらに迷わないことを意識した作りになっている。
注目は、このパックに付いている2回の無料訪問サービス。1回目は、梱包を開くところから実際に使えるようにするまでの「セットアップ」サービスと「基礎レッスン」。合計で約90分間ほどになる。2回目は「インターネットの接続設定とメールのセットアップ」に加えて付属テキストから好みのレッスンを選んでその場で受講することができる。こちらは約2時間になるというから本格的だ。
このほか、富士通では、この製品を購入したユーザー専用の電話相談窓口を用意した。電話をすると直接スタッフが応答し、できる限り専門用語を使わない対応をするという。さらに、リモートサービスによる遠隔操作での問題解決など、中高年にとって悩みの種だった、サポートサービスでの“コミュニケーションのしにくさ”を解消する取り組みをしている。この窓口でのサポートは1年間無料。
事業を統括する三竹兼司氏(富士通パーソナルビジネス本部本部長代理)は、このサービスを中高年向けの施策の第一弾と捉え、今秋に向けて、さらに二の矢、三の矢を用意している。詳細は明らかにしなかったが、シニアがパソコンを使い始めるときの大きな壁となっているキーボード関連で新しい取り組みを進めている。
今回の「らくらくパック」で選べるパソコンは、デスクトップ型の「FMV-DESKPOWER EK/A50」「FMV-DESKPOWER EK/A30」、ノート型の「FMV-BIBLO NF/A70」をベースにしたもの。それぞれの商品名は(1)「FMVEKA50R」、(2)「FMVEKA30R」、(3)「FMVNFA70WR」。先着100台限定で割安の料金にした「スタートキャンペーン」を設定しており、(1)が17万9800円、(2)が13万9800円、(3)が15万4800円。101台目以降はそれぞれ(1)18万8800円、(2)14万8800円、(3)18万4800円となる。購入相談窓口は0120-719-242、富士通の直販サイト「WEB MART」からも購入が可能。
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