2008年6月3日
高田 学也=日経パソコン
日本ヒューレット・パッカード(HP)は2008年6月3日、インターネット経由でデジカメ写真の印刷を注文できる「Snapfish」を開始した。デジカメ写真をアップロードすると、日本HPと提携する国内の印刷工場で出力。これを宅配便などでユーザーの手元へ届ける。
ユーザーIDの取得は無料で、印刷料金はL判なら1枚当たり15円。2L判やはがき大のKG判、ポスターへも出力できる。マグカップやTシャツ、マウスパッドなど、アクセサリー類の表面に印刷するオプションも用意する。納期は宅配便を利用した場合、最短で翌日、メール便なら最短で3日程度。
Snapfishはもともと米Snapfishが2000年に米国で開始したサービスで、米HPが同社を2005年に買収。現在、世界20カ国でサービスを展開中。約5000万人がユーザーIDを取得している。日本でのサービス提供が遅れた理由は、「日本人は画質にこだわりがある。目の肥えたユーザーの期待に応えるべく、他国では2〜3カ月で済ませたサービスの準備を、日本では16カ月もかけたため」(米HPのベン・ネルソン ゼネラルマネージャ)。
Snapfishは、オンラインアルバム機能も備える。いったんアップロードした写真を整理するために利用でき、その中から必要に応じて注文すればよい。作成したアルバムは別のユーザーへも公開可能で、閲覧を許された別ユーザーが写真印刷を注文することも可能。容量は無制限で、1年間利用できる。ただし365日以内に1枚でも印刷を注文すれば延長される。「毎年印刷すれば、何世代にも渡って保存し続けられる写真の保管場所として使える」(ネルソン氏)。
国内では、早くから富士フイルムなどが同様のサービスを提供している。日本HPは、オンラインアルバム機能など使い勝手で差異化を図りたい考え。なお、お試し利用として、初回のみ、L判20枚までなら無料で注文できる。
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