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読み終わった本は裁断して ― PDFに変換編

高田 学也=日経パソコン

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「あとで読む」機能の使い方
出典:日経パソコン 2009年12月28日号(執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 書籍の保管スペースの確保に頭を悩ませている方は、ぜひ書籍をデジタルデータへ変換してみてはいかがだろうか。昨今話題の「電子書籍」を、いわばお手製で作ると考えると分かりやすい。保管場所を本棚からパソコンに移し、以後PDFファイルとして管理する。ただ、原本は捨ててしまう“荒技”である。

 大量のPDFファイルを効率よく管理するための専用ソフトを使うことで、パソコンの中に仮想的な本棚を作ることもできる。読みたいときに、本棚から取り出す代わりに、目的のPDFファイルをダブルクリック。画面を見ながら手軽に読書できる。

 デジタル化に当たっては、「透明テキスト付きPDF」に変換するのがミソ。検索可能な形式のPDFで、OCR(光学式文字読み取り)の力を借りて文字を認識させる。結果、あたかも、画像にある活字が1文字ずつテキストデータであるかのごとく文字情報を埋め込む。「昔読んだ本のどこかにあるはずの“A”に関する記述を読みたい」─。こう思い立ったら、キーワード「A」で全文検索。すると、瞬時に該当個所へジャンプできるのだ。デジタル化によって、紙にはない付加価値が加わるのである。

 書籍をPDFファイルに変換するのは、道具さえあれば簡単にできる。(1)書籍の“背”を裁ち切る、(2)スキャナーで1ページずつ読み取る、(3)PDF管理ソフトに読み込ませる─で、作業を進めればよい(図1)。

【書籍をPDF化するのは道具に頼れば簡単にできる】
図1 まず、書籍の背を裁断する必要がある。専門業者のサービスを使えば低コストかつスピーディーにできる。裁断後、スキャナーで読み込み、PDFファイルに変換。大量のPDFファイルを効率よく管理しつつ閲覧しやすくするため、PDF管理ソフトに読み込ませる
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 (1)の裁ち落としが必要なため、書籍はバラバラに解体することになる。つまりデジタル化の作業は、原本を処分することが前提となる。元には戻せないので、よく考えてから取りかかるようにしよう。



記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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