CDやDVDのディスクをケースに入れず、むき出しのまま置いておくと、いつの間にか傷が付いていることがある。少しの傷であればエラー訂正機能で問題なく動作するが、傷が多くなるとデータが読み込めなくなる。この傷は市販の「ディスク修復機」を使えば、本当に元に戻るのか試した。
ディスク修復機には、傷を研磨して削り取ってしまうタイプと、修復液を用いて傷を埋めるタイプがある。今回使用したサンワサプライの「ディスク自動修復機(CD-RE1AT)」は、修復液を使うタイプの製品。修復作業は簡単で白い円形のフェルト部分にクリーム状の修復液を載せてから、傷のあるディスクを取り付ける。あとはふたを閉じてスイッチを押すだけで、自動的に修復液がまんべんなく塗られる仕組みだ。
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サンワサプライの「ディスク自動修復機(CDRE1AT)」を用いて、傷を修復した。この修復機は研磨ではなく、傷を修復液で埋める方式を採用している。 |
今回は金ブラシで故意に傷を付けて、裏面全体が白っぽくなったDVD-Rを対象とした。DVD-Rには動画ファイルを保存したが、傷を付けた後はWindowsからはディスクとして認識できなくなった。
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書き込み済みのDVD-Rを金ブラシでこすると無数の浅い傷が付く。正常に書き込んだもの(右)よりも、傷を付けたもの(左)は反射が均一でないように見える |
修復作業が終わったディスクを取り出すと、傷で不規則に白く反射していた部分がやや滑らかになっていた。修復効果に期待して光学式ドライブに取り付けたところ、Windowsからディスクとして認識できるまでは回復したが内容は読み出せなかった。複数回の修復作業を行っても変化はなかった。
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修復の結果、ディスクとして認識できたが、「未フォーマット」のディスクと誤認識された。あまりに傷が多い場合、修復できないこともある。 |
製品のパッケージには「深すぎる傷やレーベル面に傷のあるディスクは使用できない」とされており、この実験では金ブラシでこすった傷が深すぎたようだ。
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