Webサイトを通じて、ユーザー同士あるいはユーザーと業者が商品を売買する「ネットオークション」。金品がやり取りされるこのサービスを、詐欺師が放っておくはずはない。実際、ネットオークションのユーザーを狙った「オークション詐欺」が後を絶たない。
もちろん、ネットオークション自体は危険なサービスではない。便利なサービスであり、大多数のユーザーは、何の問題もなく取引している。
例えば、最大手のオークションサイト「Yahoo!オークション」を運営するヤフーによれば、被害件数を落札件数(取引件数)で割った「詐欺被害発生率」は、最近では0.003%。「毎週1回落札しているユーザーなら、詐欺に遭うのは500年に1回の計算になる」(ヤフーの今西氏)。
とはいえ、詐欺に遭う確率はゼロではない。たとえ確率は小さくても、「自分が狙われるかもしれないと考えて、備えることが重要」(国民生活センター相談部の浦川有希氏)。そのためには、ほかの詐欺と同様に、詐欺師の手口を知ることが一番だ。
事件簿にあるように、オークション詐欺の典型的な手口は、代金を先に払わせて、商品を送らないというもの。「オークション詐欺の99%はこの手口と言える」(ヤフーの今西氏)。また、「出品していたものとは異なる商品や偽物を送られたという相談も多い」(国民生活センターの浦川氏)。
| オークション詐欺事件簿 | ||||
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オークション詐欺に関連する最近の検挙事例。警察庁の情報などを基に編集部で作成。 |
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