「子供の成長を収めた写真は、すべてDVDに保存してある。老後は夫婦でゆっくり鑑賞したい」。
そんな期待を込めて、大切なデータをせっせとDVDに保存する人も多いだろう。しかし、本当に老後までDVDのデータが持つかどうか、実は誰にもわからない。
記録したデータは、永久に残る。DVDにはそんなイメージもあるが、これは一種のIT神話。当然のことながら、DVDにも寿命はある。キズや割れなど、物理的なダメージで損傷することもあれば、光や熱の影響を受けてディスクが劣化することもある。どんなに高品質でも、必ずいつかは寿命が来る。
問題は、ディスクが何年持つかということだ。ディスクメーカーや専門家によると、通常の環境下ならDVD-Rは10年〜30年程度持つとされている。保管状態が良ければ、100年以上持つという研究結果もある[注1]。しかし、これはあくまで標準的な環境下に置いたときの話。粗悪なディスクを使ったり、過酷な環境下に放置すれば、寿命は驚くほど短くなる。記録後、たった1週間で読めなくなるケースもザラだ。
そうならないよう、ディスクを長持ちさせる方法をしっかり押さえておきたい。
[注1] デジタルコンテンツ協会の報告書を参照(http://www.dcaj.org/h17opt/17opt_youshi.pdf)
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