ここからは、一定時間パソコンを操作しないときに自動的に消費電力を落とす方法を考察する。実は、パソコンの設定によって「5分たったら自動的にスタンバイさせる」といった芸当ができるのだ。
「5分たったら」で思い付くのがスクリーンセーバーだろう(図21)。一定時間、何も作業をしないと、画面いっぱいにアニメーションなどを表示する機能だ。何かキーを押すか、マウスを動かすと元の画面に復帰する。もともとはCRTディスプレイの画面の焼き付き防止が目的だったが、昨今はエンターテインメント的要素が濃い。むしろ企業ではセキュリティ目的に使っているケースが多いだろう。復帰時にWindowsログオンのパスワード(図22)の入力を要求できるため、離席時に他人が勝手にパソコンを操作するのを防げる。
スクリーンセーバーが実行されている間は、何となくパソコンが休んでいるように見える。だが、これは大間違い。キホン&実験編と同じVistaノートとワットチェッカーで測定したところ、標準時の消費電力14Wに対して、スクリーンセーバー実行中は18Wに上がった。むしろ通常の状態より電気を食うのだ。
そこで活用したいのがコントロールパネルの「電源オプション」である(図23)。電源オプションの設定画面はXPとVistaでかなり違い、またノートとデスクトップなど機種によっても細かい違いがある。まずはXPのデスクトップから解説しよう。
| 【電源オプションで自動的に節電する】 |
図23 XPのコントロールパネルの「電源オプション」。「電源設定」タブでは、パソコンを放置して一定時間が経過した後にディスプレイやハードディスクの電源を切ったり、スタンバイや休止状態にする設定ができる |
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