先だって、自分の生産性をモニターし記録するソフトウエアがあることを初めて知った。その名前は「レスキュータイム(rescuetime.com)」。ある作家が、気が散ってばかりの自分をたしなめるために、そのソフトをパソコンに搭載し、それで少しは生産的になったと言っていたのだ。
ちょっと調べてみると、この手のソフトはいくつか出ているようだ。無料のものもあれば、月に数ドルとか1年に5ドルとか払う有料のサービスもある。うかつなことで私自身は知らなかったが、数年前から使われているらしい。
パソコンに向かう仕事というのは、見かけは熱心に作業をしているようで、実は仕事とはまったく無関係なことに流れていってしまう場合がよくある。Webサイトで調べものをしていたはずなのに、いつの間にかどこかのサイトで熱心にウィンドーショッピングなどということは、よくある。いったいなぜここにいるのか、振り返ると「今日の生産性は最低!」みたいなことはしょっちゅうだ。
これは何も私に限ったことではなく、アメリカのオフィスワーカーは勤務時間の約20%を仕事に無関係なことに費やしており、中でもWebブラウジングは仕事妨害要因として大きな位置を占めているのだという。今なら、「ちょっとフェイスブックを覗いてみよう」とか、「今ここでつぶやいておこう」みたいなことで時間が細切れになって、生産性は落ちているはずだ。作業をスイッチすること自体が、生産性という点から見るとマイナスなのだそうだ。みんな悩んでいるというか、楽しんでいるというか。
さて、そのレスキュータイム、これは画面の一番上に広げているソフトやサイトを感知し、どれだけの時間を仕事に費やしたかを計測する。席を離れると、その間やっていたのはミーティングや調べものだったのか、それとも仕事とは無関係なことだったのかも後から自分で入力する。
そうして、1日を振り返って、どれだけの時間を何に使ったのかを自分で見て、場合によっては反省することになるわけだ。色分けのグラフで表現されるので、自分の行動が一目瞭然。記録はずっと残っているので、1週間を見通して自分の時間の使い方を振り返ることもできる。これに加えて、「これから1時間は集中する」とセットすれば、仕事に無関係なサイトにはアクセスできず、また友達からのメッセージなどもブロックすることができる。確かに私には必要なソフト。これから本格的に使ってみようと思う。
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