前回は旧Mac(PowerPC搭載機および初期のインテルCPU搭載機)で最新のMacとカレンダーの同期を取る方法にチャレンジした。Windowsパソコンとの連動はアップルが用意しているのに、アップル製品同士でカレンダー情報の共有ができないなんて、実に不可解。何とか解決の道を探り出したのだが、今度は.Mac改めMobileMeの時代から使い続けている@mac.comのメールが受信できなくなってしまった。「パスワードが正しくない」なんて言われるものだから、てっきり乗っ取りに遭ったものと思い、焦った。実はメールの配信方法が一部変更されたからと、後で分かった。
3週間ほど前、デスクで使っているMacBook ProでiCloudのメールが受信できなくなった。このメールはMobileMe時代に取得したアドレスでメインのメールアカウントとして使い続けてきたものだ。iCloudのサービスが始まった直後の10月14日に、MobileMeからiCloudにサービスを移行させ、快適に使い続けてきた(図1)。
メールクライアントは、「Office for Mac 2011」に含まれる「Outlook for Mac 2011」だ。それ以前のバージョンにフィルタリングのルールなどを数多く仕組んでいることやマルチアカウントを設定し、テーマ別にフォルダを分けて長らく使い続けて来た関係で、Lion付属のMailの出来が良いのは重々認識した上で移行していなかったのだ。ある日、このOutlook 2011がiCloudのmac.comドメインのメールを受信できなくなった。エラーは「サーバーでアカウントの認証ができない」というもので、引き続き「正しいパスワードを入れて下さい」というアラートが出て来る。パスワードに、正しいと信じるものを入れても入れても、全く通用しないのだ。
最近、iTunesのアカウントを乗っ取られて、身に覚えの無い請求が来るという報道などを聞くにつけ、これはやられてしまったかな? と背筋に冷たいものが流れた。ときどきモバイル端末で外出先のWi-Fiにつないだりしている関係で、ひょっとしたらIDとパスワードを抜かれ、その犯人にパスワードを変更されてしまったのではないか、と考えたのだ。iTunesもこのApple IDで楽曲やビデオの購入を行っているから、もしそうなら、エライことになる。
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