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2011年1月26日 page:1/2次へ

KARA解散騒動にみる日韓Twitter大論争

ソフトバンク孫氏のつぶやきも大々的に報道

趙 章恩=ITジャーナリスト

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(執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 韓国の人気女性グループ「KARA」をご存じだろうか。KARAが大変なことになってしまった。いつも笑顔で健気、テレビで見るよりも実物の方が数万倍かわいいとみんなに言われるKARAが! 苦労を乗り越え「生計型アイドル」(生計のためにこつこつとバラエティー番組にたくさん出演しているアイドル)としてお茶の間の顔になったKARAが、サムチョンファンの希望と癒しのKARAが! …(サムチョンは韓国語で叔父、叔父のように年の離れた男性ファンのことをサムチョンファンという。ちなみに少女時代のサムチョンファンもすごい)

 KARAの契約解除要求は、メンバー本人というより親の代理人である法律事務所と所属事務所の対立となっている様子。メンバーではなく親が出てくるところが韓国らしいといえば韓国らしいのだが、両親のいないアイドルはこういうときになると味方がいないのでとてもかわいそうに思えてしょうがない。

 今のところ日本での活動は、解散せず当分は続けるそうだ。ファンとしては5人それぞれが最も幸せな道を選ぶことを祈るしかないのかもね。

 さて、KARAと事務所とがもめている間、韓国のTwitterではKARAのファンが二分しちゃって大変だった。東方神起(人気の男性グループ。元は5人だったが、3人が離脱し、現在は2人で活動している)の前例もあったことから、これをきっかけに韓国芸能事務所のシステムやアイドルの待遇、収益配分を変えるべきだとか、韓国のアイドルは事務所が本人をスカウトして衣食住を提供してトレーニングさせて、莫大な投資をしてデビューさせているので、日本やほかの国の収益配分システムをそのまま導入するのは難しいといったビジネス面からの意見や主張もある。KARAがかわいそうとか、その反対に、人気を得てから事務所を裏切るアイドルが悪い、という考えもあり騒がしい。

 以前からあるネット掲示板や新聞記事のコメント欄で繰り広げられる討論も熱いが、Twitterが活発になってからの変化もある。芸能関係者が実名でKARAを擁護したり、なぜ韓流を冷え込ませるようなことばかりするのかと批判したりする。有名人本人が声明を発表するかのようにTwitterを利用している面もある。

 ソフトバンクの孫 正義社長兼CEOがTwitterでKARAには解散してほしくないとつぶやいたことが韓国では大々的に報道された(「KARAは良い!解散すべきじゃない」2011年1月23日のつぶやき)。KARAの運命は孫氏の手に委ねられるのか〜なんて憶測まで飛ぶほどの大騒ぎになった。

 KARAのヒット曲を作曲したアーティストらもTwitterで「KARAの5人を応援する。KARAは5人でいるときが美しい」と声援を送り、ほかのアイドルたちも「KARAの歌が好き」、「KARAの5人の舞台が見たい」とつぶやいている。

 側近や肉親のTwitterも注目の的で、つぶやいたことがそのまま記事になる。KARA某メンバーの母親が心境を告白するつぶやきを残して火に油を注ぐ結果になった。某メンバーの父親は「日本のファンのTwitterのつぶやきに感動したのでKARAとしての活動は続けさせたい」といった内容でインタビューに答えたことから、「韓国のファンはファンでもないのか」、「日本だけ大事なのか」とサムチョンファンが激怒。日本のファンのつぶやきが解散を止めたけど、無名時代から応援してきた韓国のファンをがっかりさせてしまった。今では解散しようが何をしようがもう気にしないとTwitterで宣言する韓国ファンが続出している。



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