今日(2010年2月24日)は、カナダ・バンクーバーの東部に位置するテクノロジー・オペレーションズ・センター(Technology Operations Center)という施設を訪問してきました。実はこの施設が、オリンピックのITシステムを構築・運用・サポートするための総本山なのです。
施設の中心に位置するのは、ガラスで囲まれた部屋。下の写真のように、中で数十人のスタッフが忙しそうに働いています。この部屋の中で行われているのは、オリンピックで使われているITシステムの監視とメンテナンスです。24時間交代制で、スポンサー企業であるフランスAtos OriginやスイスOMEGA、台湾エイサー、韓国サムスン電子などのエンジニアがシステムの“お守り”をしているそうです。
「オリンピックのITシステム」と言われても、ピンとこない人が多いかもしれません。下の写真がその一例です。この端末(スポンサーである台湾エイサーのPC)で、オリンピック出場選手のプロフィールや競技日程、競技結果などを閲覧できるようになっています。この端末はプレスセンターや選手村、競技場などに設置され、各国のメディアや選手、競技を観戦しに来た一般の人が活用できるのです。
こういったシステムを実現するために、オリンピック向けのサーバーをデータセンター内に設置し、さまざなデータをサーバー上で一元管理しています。当然、競技結果を正確に算出するシステムやデータ入力システム、競技結果を電光掲示板に出力するシステムなども、オリンピック専用に作られています。上記のガラスで囲まれた部屋の中では、サーバーの温度や湿度だけでなく、各種システムの稼働状況やトラブル発生状況を監視し、問題が発生したときに、その対処に当たっているのです。
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