米国で1月に発売が開始されたグーグルのNexus Oneですが、人気爆発というほどではないようです。発売後1週間の販売台数は2万台程度といわれています。これは、普通の携帯電話と比較しても小さい数字です。
T-Mobileでも購入できますが、基本はオンライン販売のみ、しかもSIMフリーで最終的な設定はユーザーが行うことや、特に大きな広告があったわけではないことを考えると、相応の数字というべきでしょう。発売前には、いろいろと言われていましたが、どうも、派手な宣伝もないしグーグルにも広く一般に大量に売るという感じではなさそうです。
筆者は、発表時翌日の昼ごろ発注して、夕方には出荷の案内をもらい、翌日には受け取り先に配達されました。あまりにあっという間だったので、よほど数を用意したのかと思いましたが、実際には、そんなに注文がなかったので、すぐに出荷になったのでしょう。
当初は、iPhoneとの競合も伝えられましたが、どうもそういう感じでもないようです。数からみれば、同じAndroidを採用するメーカー各社の数にも及ばないようです。米国でも、日本と同様に、携帯電話は事業者のショップで購入します。新規で購入すれば、179ドルですが、日本でいう機種変更だと379ドル(のちに値下げされて279ドル)になります。機種変更はT-Mobileから購入しなければなりませんから、直販サイトでSIMフリーのNexus Oneを買ったユーザーはかなり少なかったのではないかと思われます。
こうした結果になった理由はいろいろと挙げられていますが、どうも回りが勝手に盛り上がっていた感があります。というのは、テレビ広告などがなかった点です。いくらグーグルが有名で、多くのメディアが取り上げたからといっても、テレビ広告もなしで製品がポンポン売れるとは思えません。ましてや「広告」をビジネスとしているグーグルですから、その効果は分かっていると思われます。なのに、なんのキャンペーンも広告もなしというのは、ビジネスとしてちょっと奇妙な部分があります。
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