Googleは4月21日(米国時間)、ブラウザー上でマウス操作可能な3D表示アプリケーションを作成するためのオープンソースAPIとして、「O3D」をリリースした。これまでも、Google Earthを使うと山岳地帯や海底地形、さらに各種建造物が立体的に表示できたが、O3Dを使うと立体的な風景や3Dグラフィックスをそのままブラウザーに表示できる。さらに、表示する立体はプログラミング言語JavaScriptを使うことでアニメーションなどの制御ができる。
現状ではまだ試験的な段階にあるため、O3DはIE(Internet Explorer)やFirefox、Safari、Chromeに対応するブラウザー用のプラグインとなっているが、Googleはブラウザーの標準機能にしたい意向だ。なお、現状のリリースを試してみるとIE8やFirefox、Chromeには対応しているがSafariへの対応は十分ではなく、比較的安定して利用できるのはFirefoxだった。また、O3Dの名称の由来は明らかにされていないが、おそらく「Open Source 3D」を意識しているだろう。
では、O3Dの性能を見ていこう。最初に注意しておきたいのは、O3Dを利用するには利用するパソコンのグラフィックス能力が問われることだ。英文だが「System Requirements」の項目にハードウエア条件の説明があるのでざっと目を通しておいていただきたい。
O3D表示に利用するプラグインのインストーラーは「O3D API - Google Code」のWebページからダウンロードできる。Windowsを例にすると、"Get involved"の項目で、"Windows"のリンクからO3DSetup.exeをダウンロードし、実行する。
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図1 Windows用のプラグインは"Windows"のリンクからダウンロードできる |
プラグインが設定できたら、「O3D Demos and Samples」ページにあるサンプルをリンクから選んで表示してみるとおもしろい。まず、Beach Sceneを選んでみよう。データが大きいのでローディングに時間がかかるが、数秒後に南海の孤島に炎がゆらめく光景が表示される。
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