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2009年4月23日 page:1/2次へ

twitterはこんなところで、こんな人が、こんな風に使ってる

瀧口 範子=ジャーナリスト

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(執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 イギリスの衛星放送テレビ、スカイ・ニュースが「twitter特派員」を指名したと話題になっている。

 twitterの生まれはアメリカ。アメリカのジャーナリストの間でも利用者はいるが、たいていは個々にやっているだけだ。まさか社の命令で1日中twitterでニュース発信をするという発想はなかったはずだ。

 140字という文字制限のあるつぶやきブログで、一体どうやって報道をするのだろう?

 さっそくこのスカイ・ニュースのtwitterを見てみると、いやはや、何とも忙しそうな様子である。「速報! ステファン・ホーキング重体で入院中」「この後、北京からライブのインタラクティブ番組あり。中国に関する質問受け付けます」「予算案を徹底分析。評論家ゲストを迎えて、視聴者とやりとり」といったような調子で、刻々と新情報が載せられている。

 文章を書く立場から見れば、どんな短いテキストであっても起承転結やら、論理のスジやらに頭を絞って文章を組み立てるものである。twitterでつぶやき続けて仕事になるのなら、うらやましいものだと思って見てみたのだが、これは報道というよりマーケティングだろうか。このtwitterを読んだ視聴者がチャンネルを合わせてくれるようにする誘導である。だから、社会の様子を報道しているというよりは、スカイ・ニュース内の様子を報道しているというか。

 だが、「これは報道ではない」などと言って、目くじらを立てることは厳禁だ。こんなことが起こるのは、人々とニュースの関係が変化し、つまりはニュースの見られ方が変わってきたということだし、それに従って報道機関も変わらざるを得ないということなのだ。

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 今やジャーナリストの間では、ネタ集めにtwitterが使われているケースも多い。自分のtwitterコミュニティーを作り、そこからネタを拾うのだ。だが、その内容が本当か、その情報が信用できるものかどうか、その判断はジャーナリストにかかっている。ネタを拾った後は、嗅覚と経験で真実を突き止めていくしかないのだ。


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