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2008年12月8日

連載を持つことでアウトプットを仕組み化する

小山 龍介=松竹新規事業プロデューサー

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(執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 先日、慶応丸の内シティキャンパスがおこなっている「夕学五十講」というセミナーシリーズの講師として講演を行いました。質疑応答の時間が30分あったのですが、そこで「いつも、いくつくらいハックを考えるんですか?」という話がありました。とっさに出た回答が「週1回の連載があるから、週1個は必ず」というもの。ここでいう連載とはもちろん、このPC Onlineの連載のこと。振り返って考えると、確かにこの連載があるからこそ、ペースを落とさずハックを見つけ出すことができています。

 ライフハックの場合、作り方には2通りあります。一つは、不便なことがあって何とか解決しようと試行錯誤する場合。これは週1個出していくのはなかなか大変で、解決できるときにはいくつもでてきますが、出てこないときには、不便なことばかりが山積している状態になってしまいます。

 もう一つの作り方は「無意識でやっていることを意識化する」というもの。これは、振り返りの時間を持つことによって「見つけ出す」ことができる種類のもの。連載を持つことによって生み出すことができるハックというのは、この後者のものが多い。連載が、いい振り返りの時間になっているんですね。

 そう考えてみると、まわりの優秀な人というのは、なにかしら連載を持っていることが多い。連載といっても、雑誌やオンライン媒体でのものだけではありません。毎週メルマガを出していたり、ブログを更新していたり、ペースを作るための工夫としての連載の仕組みを、自分で持っているんです。

 先週の土曜日には、「読むが価値!」の書評ブログを書かれている鹿田尚樹さんなどが主催の読書パーティーがおこなわれました。著者、書評ブロガーが100名以上あつまったパーティでは、いろいろな刺激を受けましたが、なかでも「書評を定期的に書く」ということでアウトプットの仕組み化をしている書評ブロガーのかたがたの工夫。

 12月という1年の終わり。来年からスタートする「連載」を一つ、自分で考えてみるのもいいかもしれませんね。

著者プロフィール

【小山 龍介(こやま りゅうすけ)】
松竹株式会社 新規事業プロデューサー。1975年、福岡生まれ。京都大学文学部哲学科美学美術史卒業。大手広告代理店勤務を経て、現職。サンダーバード経営大学院でMBAを取得。「歌舞伎美人」などの新規事業立ち上げを行っている。ISIS編集学校師範代・代匠。著書に『IDEA HACKS!』『TIME HACKS!』『ライフハックのつくりかた』。


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