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2008年12月2日 page:1/3次へ

Excel用語は意味が逆?――計算対象のセルは「参照元」か「参照先」か(第71回)

田中 亨=テクニカルライター

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「あとで読む」機能の使い方
出典:日経PC21 2008年10月号(執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 数式が参照するセルを探すときに役立つのが「ワークシート分析」。そこには「参照元のトレース」と「参照先のトレース」の2つがある。数式のセルから、値の入ったセルを探すには、どちらを選ぶべきか?便利な機能なのに、用語の不自然さが使い勝手を下げているのでは…。

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 表計算ソフトのルーツとされているのが、ダニエル・ブルックリンが1979年に開発した「ビジカルク」。このソフトが圧倒的な支持を得たのも、“自動再計算”機能を備えていたためだ。すなわち、セル番地を使って数式を立てておくと、セルの値を変えるだけで、計算結果も自動的に変わる仕組み。これを「セル参照」と呼び、次々と値を変えて結果をシミュレートできる点が、実に画期的だった。以降、これが表計算ソフトの根幹をなす機能となり、当然Excelにも引き継がれている。

 しかしながら、たくさんの数式が互いに参照し合って複雑な計算をしていると、どのセルがどのセルを参照しているのかわからなくなり、困ってしまうこともある。数式を見ればセル番地が書かれているが、「B5」「C9」といった番地だけでは、一目で把握できないのも事実だ。

 そこでExceには、参照の関係を調べる便利なツールが用意されている。「ワークシート分析」の「トレース」という機能だ。値の入ったセルと数式の関係を視覚的に示すもので、セル同士を矢印で結んで一目瞭然にしてくれる。


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