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2008年9月12日 page:1/3次へ

「いわゆる“有害情報”」と子どもたち <女の子編>

尾花 紀子=ネット教育アナリスト

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 著書「子どもといっしょに安心インターネット」は赤・黄・緑の3冊に分かれていますが、黄色の本『どうトラブルを避けるの?』にはこんな項があります。

「不思議な国のアリス」たちはネットの世界がお気に入り

 前回は<男の子編>をお届けしましたが、男の子と女の子では、パソコンやケータイの使い方もネットへの感覚も、かなり違います。

 男の子は、ネットを道具として外側から覗き込むように使います。興味のあるものにはまっしぐら、調べだしたら目的に向かってとことん、という使い方をし、自分のいる外側(現実の世界)に引っ張り出してきて試したくなる傾向があります。そのため、爆弾を作ってみたり、猟奇的殺傷事件を起こしたりするのは、たいてい男の子です。

 対して女の子は、接続した瞬間からネットの世界に入り込み、感情も移入してしまう傾向があります。一応何らかの目的があっても、気になることが現れるとそれをクリックしたり、ちょっとしたキーワードにひっかかって検索をし始めたりと、まるで「ウサギさん、こっちに行ったわ!」と追いかけて道をそれてしまうアリスのような行動になりがち(中に入り込んでしまっているので“使い方”ではなく“行動”という表現がピッタリなのです)。そして、ネットの世界での感情の動きを現実の世界に持ち込んでしまうため、友達を傷つけたり殺めたり、誘拐・監禁されてしまったり、という哀しい結末を迎えてしまうこともあるのです。



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