ウェブページを発信するときは、「正しい情報」も大切ですが、もう一つ、「読みやすい情報」も重要な要素です。せっかく情報が正しくても、読みにくくては読んでもらえないからです。見てもらう対象をしぼれば、文字の大きさや漢字の使い方など、より読みやすいウェブページをつくることができます。インターネット初期のころは、ウェブページを発信すると世界中の人が見てくれるものだとみんなが思っていましたが、じっさいはなかなかそうもいかないものです。それならば、雑誌のように、見る対象をしぼってつくるのもいい考えだと思います。
文字だけがごちゃごちゃブラウザーの幅いっぱいに並んでいると、よほど興味がある人以外はあまり読む気になりません。表の枠などを利用して、読みやすい幅にしましょう。
小中学生なら、自分と同じぐらいの年令の人を対象にするといいと思います。そうすると、漢字の使い方などは自分の感覚そのものでいいからです。ただ、自分より上の人たちを対象にしても、無理して習っていない漢字を使うことはありません。まちがった漢字を使うことがあるからです。
対象が中学生以上なら標準の大きさでいいでしょうし、小学生なら標準より少し大きいぐらいがいいと思います。また、小中学生向けでは改行も多めに使ったほうが見やすくなります。とくに小学生が対象なら、「。」のたびに改行してもいいぐらいです。
背景の色に対する文字の色も考える必要があります。文字の色と背景の色が近いと読みにくくなることがあります。背景の色と文字の色は差をつけるようにしましょう。
文字だけのウェブページならファイルサイズは問題ないのですが、画像や写真をのせると、いわゆる「重く」なります。重すぎると写真がなかなか表示されないなどで二度と来てくれないことにもなります。写真の枚数が多い場合は別のページにしたり、クリックすると写真が表示されるなどの工夫が必要です。
意外と忘れがちなのがこの作業です。とくに画像を使った場合によくおこるのが、自分のパソコンでは画像が表示されるけど、サーバーに転送すると画像が見られなくなることです。これらの失敗を防ぐには、サーバーに転送した後、友達などに見てもらって、きちんと見えているかどうか確認することです。
ウェブページをつくって発信することは、見た人から反応がもらえるので楽しいものです。文章力や表現力もつくので、とてもいい活動です。ぜひ応援してあげてください。ただ、勝手にやらせるのではなく、お子さんがどんな内容のウェブページを発信しているのかは把握できるようにしてください。
そのためには、パソコンをリビングなど家族が集まる部屋に置いて、こまめに見てあげることです。そして、読みやすい情報になっているか、チェックしてあげてください。また、画像の表示が遅い、画像が表示されないなどのトラブルには、家族にわかる人がいなかったらくわしい知り合いに聞いてあげるなど、さりげなくサポートしてあげられるといいと思います。
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